1999-04-23 第145回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
我が郷土静岡県にも浜岡で四基の原子炉が稼働しておりますが、この二つの問題、特に国際的な核不拡散体制への取り組みについて、青春時代を同じ静岡県で過ごされた原子力物理学の世界的権威であります有馬大臣にお伺いしたいと思います。
我が郷土静岡県にも浜岡で四基の原子炉が稼働しておりますが、この二つの問題、特に国際的な核不拡散体制への取り組みについて、青春時代を同じ静岡県で過ごされた原子力物理学の世界的権威であります有馬大臣にお伺いしたいと思います。
○愛知国務大臣 原子力委員に特に原子力物理学の専門の権威のある学者にぜひ参加していただきたいということは、これまた私も全く御同感でございまして、ただいま具体的にその方面から原子力委員として御就任を願いたい方に内交渉をすでにいたしておるような次第でございます。いずれ御承諾をいただきますれば、国会の御承認をいただきたい、かような心組みでおりますような次第でございます。
○岡委員長 次には、選任にあたりまして原子力物理学方面の権威者を加えていただきたいことでございます。 この点、各国の原子力委員会の顔ぶれを見ましても、それぞれその国の権威者が参加しておられるようであります。基礎研究の充実強化のためにもこのような御配慮をお願いをいたしたいと思いまするが、いかがでございましょうか。
原子炉だけでなしに、何かそこに総合的な新しい原子力物理学というものを基礎的に研究するための体系、あるいは計画的にみんなが打ち込んで働いていけるような仕組みが、どうもまだできておらないといううらみを、そういうようないろいろの事例から私は感ずるのです。
しかし日本は広島、長崎において何十万の犠牲者を出し、しかも悲しい事実でありますが、少くともこの問題に関しては、最も進歩した医学を持つておるし、また日本の原子力物理学というものも、世界の水準をはるかに抜いたるところの高度の発達をしておるのであります。