1970-12-15 第64回国会 参議院 予算委員会 第1号
○矢追秀彦君 前国会の予算委員会で私が原子力潜水艦建造の問題について長官にお伺いしたときに、原子力の推進力を持った商船が常時つくられるようになれば原子力潜水艦を持つと、こういう答弁をされましたが、そうなりますと、原子力商船というのはかなり足が速いわけであります。それに対しての防衛ということで原子力潜水艦が持たれるとすれば、その行動半径は相当範囲が広がってくるのじゃないかと思うのです。
○矢追秀彦君 前国会の予算委員会で私が原子力潜水艦建造の問題について長官にお伺いしたときに、原子力の推進力を持った商船が常時つくられるようになれば原子力潜水艦を持つと、こういう答弁をされましたが、そうなりますと、原子力商船というのはかなり足が速いわけであります。それに対しての防衛ということで原子力潜水艦が持たれるとすれば、その行動半径は相当範囲が広がってくるのじゃないかと思うのです。
なお、本改正案には国内原子力船ということばでさらりと触れておりますが、これが政府・自民党のお家芸の、いつの間にか自衛隊で原子力潜水艦建造を始めてしまい、やがて日本国民を不安におとしいれるようなことがあってはならないと存じますが、そのような計画は断じてしないと明言していただきたいと存じます。
その場合には別の見地から、たとえば英国と同じように米国と原子力潜水艦建造についての特別の協定を結びまして、すでにアメリカのように何十隻か、あるいはソ連も同じでございますし、英国も始めておるわけでありますが、そういうような、むしろ原子力潜水艦の直接の本家のほうと何か特別の協定を結ぶ、そういうような問題、しかもそのためには、他の秘密保持法というようなことにもなるのでございましょうが、そういう面について、