1976-05-24 第77回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
この巨大な原子力構造が汚職構造と重ならないという保証はありません。国家資金の量から見て、性格から見て、造船疑獄と同様の下地は十分であります。果たしてそのかげりはないか。起きてからでは遅いわけでありまして、厳重なチェック、厳重な管理を必要とするわけでありますが、それらの問題についての通産省、科学技術庁の見解を求めます。
この巨大な原子力構造が汚職構造と重ならないという保証はありません。国家資金の量から見て、性格から見て、造船疑獄と同様の下地は十分であります。果たしてそのかげりはないか。起きてからでは遅いわけでありまして、厳重なチェック、厳重な管理を必要とするわけでありますが、それらの問題についての通産省、科学技術庁の見解を求めます。
少なくとも原子力構造の潜水艦はきわめてがんじょうだ。水中を四十ノットくらいで走る。しかも、長い期間深海をもぐることができる。軍事専門的に見ましても、原子力潜水艦はもう核爆雷以外に撃沈することはできないのだと言われております。だから当然任務上P3が積んで飛ぶこともあたりまえだと私は思うのです。ですから私は、そういう軍事常識がなくて、あるいは知ってて言わないのか、それはわかりませんよ。