1963-02-28 第43回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号
われわれが考えておるところの原子力平和利用体系と何も関係なしに、ぼこぼこ一方で原子力発電は歩いているんじゃないか、それじゃ原子力委員会は何しておるのかということになる。こういうのがだんだん出てくると、原子力委員会は居眠りをしておるのか本眠りかということになってしまうのです。
われわれが考えておるところの原子力平和利用体系と何も関係なしに、ぼこぼこ一方で原子力発電は歩いているんじゃないか、それじゃ原子力委員会は何しておるのかということになる。こういうのがだんだん出てくると、原子力委員会は居眠りをしておるのか本眠りかということになってしまうのです。
○齋藤(憲)委員 私の申し上げておりますのは、原子力に関する平和利用体系を、こういう大事業をやりますときにははっきりと定めておやりになる方が、後日原子力平和利用体系の確立をはかるために基本的にいいことではないか、そういうふうに考えて御質問を申し上げておるわけであります。
ですから、原子炉に関しては、もう明確にどこが責任を負ってこれを決定するのであるかということをきめないと、私は原子力平和利用体系というものが乱れていくのではないかと思う。と申しますのは、原子力研究所というものは、明確に法律によってその性質をうたっているわけです。これは原子力の開発に関する研究及び実験というものが、法律をもって原子力研究所にまかせてあるわけです。