2005-04-12 第162回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
具体的には、第一に、品質マネジメントシステムの改善として、マネジメントの責任、役割の明確化、実務本位のマニュアルの策定、安全意識の更なる徹底を図るとともに、それを実効あらしめるために、設計プロセスに入り込んだ監査機能を持つ原子力品質・安全監査室を設置いたしました。
具体的には、第一に、品質マネジメントシステムの改善として、マネジメントの責任、役割の明確化、実務本位のマニュアルの策定、安全意識の更なる徹底を図るとともに、それを実効あらしめるために、設計プロセスに入り込んだ監査機能を持つ原子力品質・安全監査室を設置いたしました。
それを原子力品質安全委員会、これは外部の先生を委員長といたしまして、外部の先生方に評価していただき、いろいろ勧告をしていただくという形で、まず自分たちの行います改善活動を外部の方にチェックしていただくということを考えております。
例えば、立地地域の自治体や議会、諸団体の代表なども参加をいただきまして発電所地域情報会議を設置し、その方々からの御意見をいただく、あるいは情報についてはフリーアクセスにするといったこと、あるいは社外の有識者から成る原子力安全・品質保証会議を設置し、中立的、専門的な立場から改善策などについて御意見をいただくこと、また原子力部門の閉鎖性を打破し、風通しの良い企業風土を作る、こういった観点から原子力品質監査部