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14264件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1954-04-12 第19回国会 参議院 外務委員会 第20号

只今原子力問題について若干の御質問があつたのですが、私はいわゆる言葉尻をとらえるわけではありませんが、これは総理におかれても御病気中といえどもこの大きな問題については非常な大きな関心を持たれておつたでありましようし、この原子力問題に関する少くとも第一にビキニ環礁事件に対する外交の基本については当然に必要なる外務大臣に対する指示をなされたことだと私は思う。

曾禰益

1954-04-12 第19回国会 参議院 外務委員会 第20号

曾祢益君 第二の原子力国際管理及び兵器禁止、又でき得るならばそれを待つまでもなく原子兵器実験についてこれを成るべく一際的に規制して行く、両陣営ともに。かような方向についても総理大臣の当然この大きな問題についてのお考えがなければならないと思うのでありますが、国会の議決に対する総理の御所信を伺いたいと思います。

曾禰益

1954-04-10 第19回国会 衆議院 経済安定委員会 第16号

これは当面のみを考えますと、こういう問題は問題にならないのでありますが、長い間を考えますと、はつきりこの点は出て参りまして、少くとも現在では地熱とか、あるいは長い話でありましようが、原子力電力化問題等が非常に大きい問題になつて来るのじやなかろうかという考え方でございます。  

佐々木義武

1954-04-10 第19回国会 衆議院 外務委員会 第33号

そこで今度は決議内容でありますが、あれは二つにわかれておるわけでありまして、一つ原子力国際管理等の実現を促進するということ、及びこの原爆の実験等に対しては、ちよつと言葉は忘れましたが、要するに被害を……(加藤(勘)委員被害を完全に防止する」と呼ぶ)完全というのじやなかつたように思います。有効適切な手段を講ずる。

岡崎勝男

1954-04-09 第19回国会 参議院 外務委員会 第18号

そこで今も共和党政権日本政府とがMSA協定を結んでだんだんに親しくなつて行くという場合には、アメリカが若し非常に極端な反共政策をとるような場合、例を挙げればダレス国務長官の一月十二日の声明のように例えば朝鮮の問題、インドシナの問題、これで共産国軍事力が不当な侵略をする場合には、アメリカは自分の持つている原子力の武器を以て即座にこれを報復的に攻撃するというようなことの演説をしておりますが、そうなりますと

鶴見祐輔

1954-04-09 第19回国会 参議院 外務委員会 第18号

それで私が心配しますのは、アメリカの新国防計画というものが経費を減して戦力をふやすということをしきりに宣伝しているわけですが、それはつまり空軍と原子力による兵力をふやして、そうして地上部隊水上部隊は減して行くということのようでありますから、日本民族が非常に心配しますことはアメリカのウオーター・リツプマンが指摘しているように、アメリカ陸上部隊はよその人口の多い国に負担させるのだ、そうしてアメリカ

鶴見祐輔

1954-04-09 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第22号

松前委員 何度も申し上げますが、この秘密問題——生産力の問題を通じまして、米国にこれらの補給を依存するというような体制では、もしも自衛力を発動しなくちやならないようなケースが起つたと仮定して、しかも原子力戦争でなくて、長官のおつしやるような戦争が起つたと仮定して——私は起らないと思うが、起つたと仮定した場合においては何らの意味もなさないで、アメリカの言うなりになつて、結局全面的な第三次世界大戦になる

松前重義

1954-04-09 第19回国会 衆議院 内閣委員会 第22号

木村国務大臣 ただいまの御質問は、要するに将来原子力を用いるような大きな戦争が起つた場合に、日本の自衛隊がどうなるかということでありますが、私は不幸にして将来第三次大戦が起つて原子力を双方で用いるようなことになると、これは人類の破滅であろうと思います。そういうことがあつてはならぬ。万一そういうことがあるようなことでは、私はむろん日本も巻き込まれる。

木村篤太郎

1954-04-09 第19回国会 参議院 電気通信委員会 第15号

よく二十世紀のシンボルは、航空と電波原子力であると言われており、いずれもこれらの技術進歩発達は、誠に目覚ましく、文字通り日進月歩でございます。特に電波は先ほども申上げました通り、国家、社会万般の活動に、又国民日常生活にも浸透している今日の実情か考えますときに、我が国における電波技術の振興を図ることは、誠に緊要と存ずるのでございます。

塚田十一郎

1954-04-08 第19回国会 衆議院 通商産業委員会木材利用に関する小委員会 第6号

ことに原子力のようなものでも、各国がそれぞれみなやつて行けばアメリカが新しい発展をした場合には、ソ連でもやつて来る、イギリスでもやるというふうに、それぞれの人間の知識で到達する段階は、時間をかければ同じであります。ことにどういう摩訶不思議な技術を持つておるかわかりませんが、この石綿というような技術内容について、現在の日本の学者及び技術者の間において到達し得ない。

永井勝次郎

1954-04-06 第19回国会 参議院 法務・外務連合委員会 第1号

羽仁五郎君 関連して、只今外務委員の各位の質問に関連して伺つておきたいことは、去る三月二十六日参議院の本会議で本法律案について総括質問が行われた際に、私は去るワシントン二十三日発AP電報の伝えるところによると、アメリカ両院合同原子力委員会コール委員長ビキニで災害を受けた日本漁民などがスパイであつたというふうに考えられるのじやないか、つまり漁業以外の目的で入つたのではないかということを言明されたという

羽仁五郎

1954-04-06 第19回国会 参議院 法務・外務連合委員会 第1号

曾祢益君 それに関連して原子力兵器のようなものはこれはこの間の本会議における答弁等においても貸与、供与等を受けるつもりは毛頭ないということをはつきり言つておられましたし、又アメリカの現在の法律は非常に厳格であつて、いわゆる与国側にもその一部でもそういつたような原子兵器等秘密をわかつていいというふうになつておりません。

曾禰益

1954-04-05 第19回国会 参議院 本会議 第29号

昭和二十九年四月五日(月曜日)    午前十一時十九分開議     ━━━━━━━━━━━━━  議事日程 第二十九号   昭和二十九年四月五日    午前十時開議  第一 原子力国際管理並びに原子兵器禁止に関する決議案八木秀次君外二十六名発議)(委員会審査省略要求事件)     ━━━━━━━━━━━━━

会議録情報

1954-04-05 第19回国会 参議院 水産委員会 第18号

政府委員小滝彬君) 本日のこの決議は、原子力国際管理、或いは原子兵器使用禁止という問題でありまして、これはもうもとより外務省も年来希望してやまないところであります。ただ一方的に片一方だけやめさしたらいいじやないかというような御議論もありましたので、それに対してはしかし簡単には行かない。

小滝彬

1954-04-05 第19回国会 参議院 水産委員会 第18号

政府委員小滝彬君) 日本水産業関係のあるような情報というものは是非日本へ知らせてもらいたいということは、これまでも米国側要求しておるところでありまして、米国側からもこれは極めて簡単な通報ではありましたけれども、三月二十四日には原子実験に伴う漁業や海流の危険性がどの程度まで認められるかというような点についての米国原子力委員会声明をさえ通報して来ておるわけであります。

小滝彬

1954-04-05 第19回国会 参議院 水産委員会 第18号

政府委員小滝彬君) お説の通りに新聞に相当数の土人及び何十人かのアメリカ人を含んで非常に大きな被害があつたように出ておりましたけれども、その後原子力委員会の公的な発表によりますと、これらの被害と申しまするか、影響というものは殆んどとるに足らないものであつた、別段の支障を来たさなかつたというふうに出ておりまするから、原子力委員会発表のほうが事実を物語つているものであろうというふうに私ども解釈しております

小滝彬

1954-04-05 第19回国会 衆議院 外務委員会 第31号

そして、日本漁業の自由というものもだんだん狭められて、国民生活もだんだん苦しくなる、また、原子爆弾あるいは水素爆弾実験から受ける脅威、被害日本だけさらに大きくなるのじやないかということを非常に心配いたしますので、私どもは先ごろの決議案のように一日も早く原子力国際管理という方向に向つて結論が見出されることを望み、かつ世界の輿論が早くそうなつて来るような方法を、日本としてもとるべきことを要望したいと

戸叶里子

1954-04-05 第19回国会 衆議院 外務委員会 第31号

下田政府委員 根本問題は、政務次官もおつしやいましたように、原子力管理国際的決定ができることによつて解決し得ると思いますが、今日原子力管理の問題は、非常に大きな困難な問題になつております。そうしますと、原子力管理ができない間に一体米国がああいう実験をやることが、日本にとつていいことかどうかということが次の問題になつて来ると思います。

下田武三

1954-04-03 第19回国会 衆議院 水産委員会 第22号

清井政府委員 ただいま御質問のありました点でございますが、今回の原子力爆発実験に際して、日本の漁船並びに漁夫が罹災をしたという問題につきましては、私どもといたしましてもこの問題に関する解決策につきましては、早急に政府側としても目鼻をつけたいということで、目下関係省打合せ会を開催いたして、今までに四回会合を重ねて相談をいたしておるのでございます。

清井正

1954-04-02 第19回国会 参議院 議院運営委員会 第38号

   参     事    (記録部長)  丹羽 寒月君    参     事    (警務部長)  佐藤 忠雄君    参     事    (庶務部長)  渡辺  猛君    参     事    (議事課長)  海保 勇三君   法制局側    法 制 局 長 奧野 健一君   —————————————   本日の会議に付した事件委員辞任及び補欠選任の件 ○理事の辞任及び補欠選任の件 ○原子力国際管理並

会議録情報

1954-04-01 第19回国会 衆議院 本会議 第32号

志村茂治君 私は、ただいま提案になりました原子力国際管理に関する決議案に対し、口日本社会党を代表して賛成の意を表明いたそうとするものであります。(拍手)  広島、長崎に原子爆弾が投下されましてから今日に至るまで、原子力人類を死の谷底に追いやるだけであつて人類の幸福のためにはほとんど役に立つておらなかつたのが現状であります。

志村茂治

1954-04-01 第19回国会 衆議院 議院運営委員会 第39号

原子力国際管理に関する決議案、これはすでにしばしば委員会において各党間の折衡を重ねて来まして、いよいよ本日これを上程することになりました。趣旨弁明は改進党の須磨吉郎君、これは国際的にも重要な問題であると思うので、各党それぞれ一人ずつ賛成討論をいたすことにして、社会党左派志村茂治君、右派の木下郁君、自由党の佐藤虎次郎君、この三君でございます。

菅家喜六

1954-04-01 第19回国会 参議院 外務委員会 第14号

それは先ほどの曾禰委員質問に関連するのですが、少し現実と遊離しておるというふうになるかも知れませんけれども、先ほど外務大臣は微力を尽して原子力国連による管理方式の確立に努力する、そして原子力管理ということは必然的に兵器としての原子力使用禁止する効果を伴うものであるという御意見であつたのでありますが、原子力管理するということは兵器としての原子力使用を止めるという目的を持つているとすれば、

梶原茂嘉

1954-04-01 第19回国会 参議院 外務委員会 第14号

これと同時に一般軍縮ということも併せてやらなければ意味がないと考えておりますが、これは幸いにして国連では初めには原子力一般軍縮というものを別の委員会で設けておりましたが、三年はど前から一緒にして一つ委員会で取扱つているので筋においては私はそれは当然正しい行きかただと思います。そうして全体として原子力も含めた軍縮という方向に向うべきである。

岡崎勝男

1954-03-31 第19回国会 衆議院 本会議 第31号

たとえばビキニにおける原子爆弾実験を取上げて、原子力の横行しておる今日、日本のちやちな竹やりのような防衛力をつくつてみたところでどうなるか。(「その通り」と呼び、その他発言する者あり)反対論者公式論であります。しかしながら、原子力というものはお互いに国際管理に持つて行こうというのは、反対論者も異存はないところである。

並木芳雄

1954-03-31 第19回国会 衆議院 議院運営委員会 第38号

それから、原子力国際管理に関する決議案の問題についても、これは大体話合いがついたそうでございますが、もう一度念のために、案文を検討したいということで、きようは期間の限られておる法律案もたくさんありますから、明日取扱うことにしていただきたいと思います。  犬養法務大臣不信任決議案も明日御協議いたしたいと思います。     —————————————

菅家喜六