1982-03-26 第96回国会 衆議院 文教委員会 第5号
「核兵器のおそろしさ」という表題のもとで、当時の悲惨な状況について記載いたしました新聞の記事を引用した上で、「現在では、この原子ばくだんの百倍から千倍のはかい力があるといわれる水素ばくだんもつくられ、核兵器をもつ国がふえています。そのうえ、大陸の間を飛んで、目標を正確にはかいできる核ばくだんをつけたミサイルが、ボタンをおせばいつでも発射できるようになっています。
「核兵器のおそろしさ」という表題のもとで、当時の悲惨な状況について記載いたしました新聞の記事を引用した上で、「現在では、この原子ばくだんの百倍から千倍のはかい力があるといわれる水素ばくだんもつくられ、核兵器をもつ国がふえています。そのうえ、大陸の間を飛んで、目標を正確にはかいできる核ばくだんをつけたミサイルが、ボタンをおせばいつでも発射できるようになっています。
という表題のもとで、「核兵器のおそろしさ 第二次世界大戦の終わりごろに、アメリカ軍が、広島と長崎に落とした二発の原子ばくだんは、あわせておよそ、二十万人もの生命をうばいました。いまでも、このとき受けた大量の放射能のために死んでいく人がいます。」、こう書いて、中国新聞社が載せました当時の非常に悲惨なありさまを書いてございます。
それにしても、「原子ばくだんや、水素ばくだんができているとさわいでいるときに、まだ石油ランプで勉強しなければならないなんて、かわいそうだよ」と、ときどきかあさんは、私が勉強しているのを見ていわれます。わたしは、あんまり大きな望みはないが、明るい電灯の下で、ラジオをききながらくらせるようになりたいと思います。そうしたら、どんなに楽しいことかもしれません。