1964-03-10 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
次に、お伺いしたいことは、三十九年度財政投融資の中における原始産業部門、農林漁業に対する財政投融資の問題ですが、これは先日中澤君が農林大臣にただしたわけでありますけれども、この点については、先般政府の農業年次報告に対しましても質問をした点ですが、三十九年度の財投計画は一兆三千四百二億、農林関係の財政投融資計画は大体九百三十億程度と私は承知しておるわけです。
次に、お伺いしたいことは、三十九年度財政投融資の中における原始産業部門、農林漁業に対する財政投融資の問題ですが、これは先日中澤君が農林大臣にただしたわけでありますけれども、この点については、先般政府の農業年次報告に対しましても質問をした点ですが、三十九年度の財投計画は一兆三千四百二億、農林関係の財政投融資計画は大体九百三十億程度と私は承知しておるわけです。
○一楽公述人 私は申し上げたつもりだったのですがどうもやはりその点の説明が下手だったのですが、さっきの基本法のところで農業経営は原始産業部門のところだけでとどまっておったのではどうやってもだめだから、そこだけの生産合理化をしてもだめだから、原料の入手並びに農産物を外へ出す、そこのところで農民が結集して、他の経済界との関係においては農民があたかもカルテル化したかのごとき、一経営であるかのごとき方向にいかなければならない
だから、原始産業部門におきましても、いろいろな点で北海道の開発のためになるものであれば、資本金その他によって区別すべきものではないと思うのです。あくまで北海道の開発になればいい、こう私は考えておるのであります。しからば、同じような事業で資本金が多い少いとか、あるいはどういうふうにするかという問題は、やはり個々の場合に、公庫において十分法律の趣旨に沿ってやっていっていただきたいと思います。
ただこの法律におきまする建前というものは、従来申し上げておりますように、この前のときにおいても議論はされておりますし、原始産業部門に限定いたしておる、こういうわけでございますので、御了承願いたいと思います。
これはなかなかゆゆしき問題であつて、われわれ農林あるいは水産というような原始産業部門は、これが一体になつて初めて産業行政というものが成り立ち得ると考える、これはおそらく廣川さんあなたの面目にかけてもこのようなことはなさるまいと思いますが、われわれの立場としてはこれには絶対反対でございます。その点大臣の所見をこの際明確に承つておいた方がいいと思いますが、その点をどうぞ。
そのために原始産業部門として最も重要なこの試験、研究部門において研究員が整理されるということになりますれば、その結果どういうふうにしてこれを補つて行かれるのか、具体的に言えば、事務職員についてはこれはよく言われまする事務能率の向上とか、いろいろなことが抽象的にではありますけれども言えるのでありますけれども、研究員を整理することになれば、勢い研究項目を整理して行くというような方向に進まざるを得ない。
大幅な国家資本の導入なくしては劣弱な條件に置かれた原始産業部門の振興は期し得られません。かかる観点において本予算案が吾人の最も大きな不満を買うゆえんであります。第五点として、われわれは地方財政の立場からも本予算案に賛意を表しがたいのであります。由来池田財政は中央の財政均衡のみ眼中にあつて、そのしわを常に地方に寄せて顧みなかつたのであります。今回は特にそれがはなはだしい。
原始産業部門においては、何かこれがあることによつてほつとしたという感じで待望しておりますので、ひとつ急速にお取運びを願いたいと思います。この際もう一つお伺いしたいことは、この長期の信用でありますが、金利がおよそどれくらいになるのか、あるいはまたその期限、ないしこれは年賦支拂いで行くとか、そういう細目などはいかがでございましようか、もしわかつておりましたらお漏らしを願いたい。
○井出委員 これと関連して考えますのは、これはかつて芦田内閣の時代であつたと思いますが、いわゆる農林漁業復興金融という銘を打つて、当時四十五億でございましようか、そういうものが成立を見て、やはりそれぞれ原始産業部門に流れて行つたという記憶があるのでありますが、これが現在ではどうなつているのか。
しかるに資金面においては、鉱工業方面には復金融資のみにても千三百五十億円が割当てられたに反し、原始産業部門は、わが党の強き主張によつて、ようやく前内閣時代、農林漁業復興資金として四十億が実現したにすぎないという、あまりにもひどい虐待ぶりであります。 土地生産力の増強には國家資本の導入が絶対に必要であり、政府は、農林漁業復興資金を拡充して、農林復興金融金庫のごとき恒久的措置をとる考えはないか。
しかしながら、御承知のように最近の國家財政というものが財源を得るのに非常な困難な点があるわけでありまして、そういうふうな点からいたしまして、いわば原始産業部門については、從來それを特別の扱いをしてもらつておりました部面についても、この方面がいろいろと課税の対象に上つて來ておるわけでありまして、そういうふうな観点からいたしまして、免税の特典を得ることについては、なかなか話合いがつかなかつたのであります