2005-02-03 第162回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
例えば、国連憲章とのかかわりでいきますと、集団安全保障の機構として強制措置があるわけですけれども、その軍事的な部分に憲法九条を持つ日本は参加できるのかという議論が繰り返し行われて、当時、幣原国務大臣を初めとして政府側からは、九条がある以上軍事的な活動には参加できないということをきちんと述べています。
例えば、国連憲章とのかかわりでいきますと、集団安全保障の機構として強制措置があるわけですけれども、その軍事的な部分に憲法九条を持つ日本は参加できるのかという議論が繰り返し行われて、当時、幣原国務大臣を初めとして政府側からは、九条がある以上軍事的な活動には参加できないということをきちんと述べています。
この吉田首相そして幣原国務大臣そして三笠宮の発言、これらは戦後を誤らせた発言であったか、それとも今なお尊重すべきか、あるいは今は尊重する必要のない発言だととらえるか、官房長官、お伺いします。
憲法制定議会において幣原国務大臣は、国連から軍事的要請があっても、憲法九条がある以上、それは到底できぬと言明し、議会もこの政府見解を確認して憲法を成立させたものであります。憲法制定議会での政府見解及び議会の解釈は、制定後のあれこれの解釈とは違い、極めて重要な意味を持つものであります。
ただいま御紹介いたしましたような幣原国務大臣の答弁内容と申しますのは、要するに憲法制定時においては、国連加盟に当たり兵力を提供するような形で協力を行うことは憲法九条との関係で問題を生ずるとの認識であったというふうに理解しているわけでございます。
国会の憲法論議を調べたところでは、私はこの幣原国務大臣が行われた答弁はその後変更されていない、こういうふうに受け取っておりますが、それで間違いないでしょうか。
それに対しまして、お尋ねの幣原国務大臣の答弁の件に関しましては、ただいま御指摘のありましたような趣旨で発言がなされたことはそのとおりでありますが、誤解を避けるために幣原国務大臣の該当箇所だけ議事録に即して私どもの認識している内容をここで報告いたしたいと思います。
今委員御指摘の昭和二十一年の九月十三日、貴族院の帝国憲法改正案特別委員会におきまして幣原国務大臣が述べられた点、委員お読み上げになりましたけれども、それはそのとおりでございます。 それで、先日からこの点につきましていろいろ御議論がございます。
○原国務大臣 誠心誠意努力をいたしたいと思います。
○原国務大臣 そのとおりでございます。
○原国務大臣 環境庁としては、一日も早くこの環境影響評価を法制化したいということで、ずっと前からやってきていることは御承知のとおりでございます。私も昭和五十三年には自民党の環境部会長でございまして、法制化を進めるべきであるという環境部会の結論を出したわけでございますが、ただ、いま藤田委員の言われたようないろいろな経緯については、私は存じません。
○原国務大臣 私は、全くもって、とぼけるなんということではございません。(藤田(ス)委員「だって、党大会で決められたことでしょう」と呼ぶ)私はそういう経緯を存じないから、存じないと言っているわけでございます。
○原国務大臣 繰り返しますが、十分その結果を検討いたしまして、そしてこれなら大丈夫、あるいはこれではだめだというようなことを見きわめて、環境庁の考え方をしっかりまとめて、そして、それに基づいて対応していきたいと思います。
○原国務大臣 志布志の現地視察をしたらどうかという御質問でございます。私どもは、この前土井委員の質問にお答えしたときもそうでございますが、志布志には絶対行かないというような気持ちを持っておるわけじゃございません。いろいろな日程の関係でこれから考えたいということを申しております。
○原国務大臣 お答え申し上げます。 委員御指摘のとおり、わが国におきましては、昭和四十七年の閣議了解以来、国や地方公共団体の行う公共事業などにつきまして、各省庁の行政運営とかあるいはまた地方公共団体の条例等によって環境影響評価が行われてきておりますけれども、おっしゃるようにその手続はばらばらなものとなっております。
○原国務大臣 水田委員のおっしゃるとおり、非常に長い期間かかってやっと政府案の提出ということになったわけでございまして、その間についていろいろといきさつがあったこともあるわけでございます。 最初からの経過等につきましては局長から答えさせたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。
○原国務大臣 昭和五十五年の共産党の御提言、いま藤田委員からおっしゃいましたが、これは、環境影響評価制度に関する一つの御意見として私どもも承っておるところでございます。
○原国務大臣 私どもは、環境影響評価というものは非常に重要であるし、それによって公害の未然防止あるいは環境破壊を防いでいかなければならないということでいろいろな角度から検討いたしまして、政府案が現実的で、そして、これによって環境影響評価、公害の未然防止なりあるいは環境破壊の防止が相当に進むものであるというふうに確信をいたしておるところでございます。
○原国務大臣 政府案は、いろいろな角度から検討をいたしまして、対象事業をしぼったわけでございます。対象事業が無制限に広がっておるということは、やはりいま畑委員御指摘のような地方公共団体の性格等から関連いたしましても、これは環境影響評価法案としてはなじまないのではないかというふうに考えているところでございます。
○原国務大臣 たとえば百メートル幅の築堤をつくる、その上に植栽をする、その植栽の仕方などもいろいろあると思いますが、それによって海岸から見た場合のタンクが見えないようにするというようなことも、これは地域外にしてしまったら自由になってしまうわけです。われわれチェックしようにもそれは自由な地域になってしまう。
○原国務大臣 石油国家備蓄基地計画によって、志布志もその一つの候補地の適地として挙げられているということは、私も承知いたしております。しかし、石油国家備蓄基地の、いまいただきました資料でそれに要する経費等がいろいろと書かれておるようでございますが、そのものについては、先ほど来御答弁申し上げておりますように私どもの所管するところではございません。
○原国務大臣 先ほど来お答え申し上げているように、やはりこれは法律上のいろいろな制約があるわけでございます。しかしながら、あった方がいいというふうに考えるということは、もう常識的に言ってもあり得ないことだと思います。
○原国務大臣 土井委員のおっしゃる原案につきましては、環境庁としては、それでは景観に与える影響が非常に大き過ぎる、景観がずいぶんと害されるというような観点から、代案を持ってこいというふうに述べているわけでございます。
○原国務大臣 大体四十年ほど前でございますが、私は、一年三カ月ほど鹿児島県に勤務したことがございますので、鹿児島県につきましては、やはりそれだけ親近感を持っていることは事実でございます。
○原国務大臣 三月四日の部会においては、諮問事項としてでなくて、御報告を申し上げたわけでございます。そういう諮問事項でないという点も含めて御了承をいただいたわけでございます。
○原国務大臣 先ほど来環境保健部長がお答えしていますように、窒素酸化物等につきましていまいろいろと検討しているところでございまして、そういうような検討をして総合的に考えるべきものでございまして、ただ一つの物質だけで考えるべきものだというふうには私どもも思っておりません。
○原国務大臣 水質保全局長から御答弁申し上げましたとおり、岡本委員のおっしゃることごもっともなんですが、なかなかむずかしい点がいろいろとございます。そういう点につきまして、われわれも鋭意検討を進めまして対処してまいりたい、こういうふうに思っております。
○原国務大臣 私ども、大変むずかしい点はあるわけでございますけれども、鋭意検討を進めまして適切に対処してまいりたいというふうに思っております。どうぞ御理解いただきたいと思います。
○原国務大臣 まだ具体的な話は承知しておりません。したがいまして、具体的なお答えはできないのでございますけれども、現在の公園区域に隣接する、いま委員がおっしゃった南の地域ですね、この地域は、自然環境保全審議会から国立公園に包含するようにという要請もある地域でございます。したがいまして、これと相入れないような大規模な自然改変を伴う施設は好ましくないというふうに考えておるところでございます。
○原国務大臣 全く同じような気持ちでおるわけでございまして、自然海浜が五〇%を割ってしまったというような、まことに残念な現状でございます。したがいまして、自然海浜はもちろんでございますが、残された自然を何とか保全をしていきたいということに全力を尽くしたいと思っております。
○原国務大臣 私も法律がすべてであるとは考えておりません。したがいまして、やはり自然を保護するという大きな目的に向かいまして、前向きにいろいろな点につきまして考えていきたいと思っております。
○原国務大臣 琵琶湖の水質の汚濁の問題、先ほどからいろいろ論議されておりますが、私どもも琵琶湖はもちろん、日本じゅうの湖沼について実は非常に心配しておるわけで、こういう点につきまして関係省庁と連絡をとりながら、十分に水質を守っていく努力を重ねていきたいと思っております。
○原国務大臣 先ほどお答え申し上げましたとおり、当時の事情がどうもつまびらかにはなっていないのでございますけれども、私は、いま瀬崎委員がおっしゃるように、やはり環境庁が加わっていた方がよかったのじゃないかなと思っているわけでございます。
○原国務大臣 そのとおりでございます。
○原国務大臣 十分に協議をしてもらって、環境庁としても慎重にこれに対する意見をまとめていきたい、こういうふうに思っております。
○原国務大臣 第九十六回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 環境は、人間の生存の基盤であり、その保全は、私たちの物心両面にわたる健全な生活のための重要な柱であります。
○原国務大臣 このたび環境庁長官を拝命いたしました原文兵衛でございます。 環境行政は、公害の防止、自然環境の保全等を図ることにより、国民の健康で文化的な生活を確保するという崇高な使命を有しております。 私は、環境庁長官として、これに取り組むことに大きな意欲を覚えると同時に、その責任の重大さを痛感いたす次第でございます。
○原国務大臣 御趣旨の点はわかるのですが、十年前と現在とは非常に変わっておるという意向でございますが、緑の必要なことは十年前も必要だし、いまも必要でございます。宅地をもっと供給してもらいたいというのは十年前もそうであったが、現在においてもなお宅地は不足しておる。
○原国務大臣 これは大変な……(「むずかしい」と呼ぶ者あり)むずかしくはないんですが、大変なミスでありまして、平塚市においてはいわゆる警戒宣言の警報を発したのでありますが、それはテープにとってあるのを何も回さないでもいいのに、自動的に、知らぬ間に動き出した。
○原国務大臣 御説のとおりでございまして、いかに財政窮迫のときであるし、財政再建のときでありましても、この災害復旧は急を要するし、また、再びこういうことを繰り返さないような対策もやらねばならぬし、現にそれを私なんかも閣議で報告した場合でも、だれ一人として異議を申す閣僚もなく、全部賛成である、速やかにやってくれ、こういう意向でございましたので、本年度中はそれで一応やりましたが、まだ来年にまたがってやる