2017-06-01 第193回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
まず冒頭、先ほど福島第一原発事故の原因について、直接的には津波というような話もありましたが、まだやはりこれは原因究明そのものが途上だというふうに認識しております。国会事故調報告書そのものも、そこはまだ解明途上というふうに指摘しておりますので、この点については今後も究明していきたいと思っております。
まず冒頭、先ほど福島第一原発事故の原因について、直接的には津波というような話もありましたが、まだやはりこれは原因究明そのものが途上だというふうに認識しております。国会事故調報告書そのものも、そこはまだ解明途上というふうに指摘しておりますので、この点については今後も究明していきたいと思っております。
そうしたことから、この検査の精度と同時に、いろいろなひび、欠陥等が生じた原因究明そのものともあわせて、各種のいろいろなデータをもう少し集めた上できちんとこの問題は議論をしたいと考えておりますが、現在、東京電力のシュラウド及び再循環系配管の傷等につきまして、これの健全性をどう評価するかといったことにつきましては、専門家あるいは非専門家から成る健全性評価委員会を私ども設置をいたしまして、いろいろ技術的な
特に、東海再処理工場の事故につきましては、事故の原因究明そのものが非常に不完全な形になったままです。出されております報告書の結論的なものというのは、いわば事故の基本的な、シナリオというような言葉が使われていると思いますが、それについての仮説です。それが立証されたものではありませんし、幾つかいろいろな説があることです。
そういうわけで、今回早速調査委員会をつくっていただきまして、既にその原因究明そのものはできているということは、やはり振り返ってみますと、我が国で独自の技術というものを開発していく、この方向は決して間違っていない、正しい、こう私どもは思う次第でございます。