2011-12-16 第179回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
いわゆる銃剣とブルドーザーに押しまくられて沖縄の基地ができていったときに、沖縄の先輩たちは、四原則貫徹を貫くために当時米軍機を利用して沖縄からワシントンDCに乗り込んで交渉をしてきております。その気概を考えたときに、すごい先輩たちの動きだったなと思っておるんであります。 そういう意味で、沖縄の動き、県民の世論はもう一本化しておると思います。
いわゆる銃剣とブルドーザーに押しまくられて沖縄の基地ができていったときに、沖縄の先輩たちは、四原則貫徹を貫くために当時米軍機を利用して沖縄からワシントンDCに乗り込んで交渉をしてきております。その気概を考えたときに、すごい先輩たちの動きだったなと思っておるんであります。 そういう意味で、沖縄の動き、県民の世論はもう一本化しておると思います。
そこで、私、この問題については質問主意書も出しましたが、こういったような総抵抗の様相は、ちょうど一九五〇年代アメリカが地代を一括払いする、千七百万ドルで買い取ろうと、これはプライス勧告なんですよ、プライス勧告粉砕、四原則貫徹の島ぐるみの土地闘争をやったんです。
その間、本土政府は冷たく、特に五六年、プライス勧告による米軍の不当土地収用に対し、県民は四原則貫徹、島ぐるみ運動を戦っているときなど何ら手を貸そうとすることなく、そればかりではなく非常に冷たい態度でありました。それだけではなく、本土内においては、現在の沖繩のことあるいは過去のことのそういう実態を国民に知らしめようとせず、学校教育の中から沖繩は完全に欠落していたといっても過言ではないと思うのです。
政府は、施政権の返還に努力する、四原則貫徹を申し入れると申しておりますけれども、裏では自民党としてレムニッツアー声明の線で解決に努力し、この十一億の支出も、その緩和された軍用地の新規接収一括払いに協力せんとしつつあるかのごとくであります。
今の四原則問題について、総理は衆議院の質問に答えて、これはもう二週間近くたつと思うのでありますが、四原則貫徹のために、アメリカに強く伝えたい、こういう言明をしておられます。ですから、その後どういう工合に交渉をされ、実現をしたか、こういう点であろうと思います。
四原則貫徹運動でもって六月十四日以来騒然となりました沖縄も、日本全国民並びに政府、議会のお力を得ましてこれが次第々々に米軍当局の反省を促し、話し合いによって解決していこうとする段階に現在来ております。四原則のうち損害補償の件につきましては、講和発効後において沖縄に米軍が損害を与えた分に対しましては逐次解決されていきつつあります。
そうして六月二十日、二十五日の二回にわたる四原則貫徹住民大会には、延べ二十万の県民大衆が動員され、各市町村では、土地を守る会の組織が進められてきました。 こういう中で教職員会、青年会、婦人会、PTA、三政党等十八団体で、沖縄土地を守る協議会(会長は屋良朝苗先生)が結成されました。
ことに施政権の回復問題、講和発効前の土地等の補償問題、次いで起りましたプライス勧告をめぐる四原則貫徹問題等につきましては、格別なる御配慮を煩わし、そのつど全会一致をもちまして、問題解決促進のためにありがたい決議をしていただいておりますことは、われわれは深く肝に銘じておるのでございます。
七月の二十七日、那覇高校庭で行われたプライス勧告反対四原則貫徹県民大会に参加しました琉球大学学生のデモ行進が反米的であると断じ、デモを指導した学生の処分を要求してきたのであります。同大学理事会は、学生の当日の行動に少々の行き過ぎはあっても、合法的にかつ大学学長の許可を受けて行なったことであるので、厳重処分するに忍びないとして、五名の学生に謹慎処分をすることを決定し、アメリカ民政府に報告しました。
この土地守る協議会は沖繩の四原則貫徹のための住民組織の中核体となっております。だからこの四原則を粉砕して、プライス勧告を強行するためには、どうしても土地守る協議会を内部から破壊しなければならないといった意味で、最初に加えましたのが、さっき報告しました琉球大学の学生に対する弾圧であります。琉球大学の学生大会は、土地守る協議会の構成委員の有数なメンバーであります。
そういうことでありますので、日本側といたしましては、四原則ということを依然として強く主張しておりますと同時に、できれば何らかのさらに四原則に基く具体的な提案というものをしたいと考えておるわけでございますが、実はこの具体的な提案という点につきましては、現地の住民の方々の御意向というものが四原則貫徹ということでありまして、さらに具体的にどうするというような点につきましての御意見の一致が実はないのであります
○穗積委員 だからあなたは施政権復帰、四原則貫徹、それを必ずやりたいと思うと口だけでは言っておられるが、強い決意のないことを証明しておる。あなたはプライス勧告をお読みになりましたか。この実際人をばかにしたような勧告をお読みになりましたか。外務省で翻訳したものの三十六ページにちゃんと書いてある。