1999-01-20 第145回国会 衆議院 本会議 第2号
ある学者は、今の日本は総論不在、原理原則不在、哲学不在の無脊椎状態にあると評しています。今進行しているグローバル化は、経済活動中心のものであります。これは、弱肉強食の資本の論理、経済至上主義の暴力的な側面を持っており、結果的に国民生活を脅かすことも多々見受けられます。
ある学者は、今の日本は総論不在、原理原則不在、哲学不在の無脊椎状態にあると評しています。今進行しているグローバル化は、経済活動中心のものであります。これは、弱肉強食の資本の論理、経済至上主義の暴力的な側面を持っており、結果的に国民生活を脅かすことも多々見受けられます。
また相次ぐ汚職事件など、また「むつ」問題や原子力開発の不正常な状況など、共通して言えることは、公開、自主、民主の三つの原則不在、そして大企業の方に顔を向けた行政の姿勢にこれは問題があるというふうに私は見ております。