2019-02-20 第198回国会 衆議院 予算委員会 第10号
プーチンは、どんどんどんどん自分の原理原則、領土は武力をもってとるんだ、私、そんな話も聞こえてきましたよ、長門会談でさしになったときに。晋三、領土というのは武力でとるもの、血を流してとるものなんだ、理屈や会談でとるものじゃないんだ、そう言ったという話も聞こえてきました。もうそれはいいんですけれどもね。
プーチンは、どんどんどんどん自分の原理原則、領土は武力をもってとるんだ、私、そんな話も聞こえてきましたよ、長門会談でさしになったときに。晋三、領土というのは武力でとるもの、血を流してとるものなんだ、理屈や会談でとるものじゃないんだ、そう言ったという話も聞こえてきました。もうそれはいいんですけれどもね。
そして南千島もあるいは北千島も含む全千島が戦後処理の原則から照らしてみるならば日本の領土であり、外国から武力によって奪い取った領土でない限り、これを手放すことは戦後処理の原則、領土不拡大の原則から見ても適切でないことは言うまでもありません。こうした見地に立って、全千島の返還のためにも努力をすべきであるということを特に強調しておきたいと思います。
この点は意見がちょっと違うかもしれませんが、やはり領土問題の公正な解決というのは、そういう国際法の原則、領土不拡大という、そこのところに基づいていかなければ、勝った方は負けた方の領土をみんなで分割してやってしまうというようなことが仮にあるとすれば、これは全く不法なことでありますし、第二次世界大戦の前にはそういうことは幾つも事例がありますよ、しかし、第二次世界大戦の後は、そういう形で武力、暴力で他国の
過去におけるアジア諸民族に対する侵略の歴史、その反省の上に立って、欧米の帝国主義模倣の路線と絶縁をして、ほんとうにアジアの一員として、平和五原則——領土と主権の尊重、相互不可侵、内政不干渉、平等互恵、平和共存の五原則を基礎とし、アジアの諸国家、諸民族との友好と連帯を強化し、平和と進歩のために積極的な協力を惜しんではならないと信じます。