1975-07-15 第75回国会 衆議院 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第8号
それから山口参考人には、きょうは私たちが新しい国鉄のイメージをつくり上げていこうとする場合に非常に参考になる数々、特に原価負担の新しい法則のようなものをお示しいただきまして、改めて過去の国鉄行政というものに対するわれわれ国会議員の物の考え方をある面では非常に改むべきヒントをたくさんいただいたのですが、その場合に、政府が負担すべき原価といいますか、あるいは政府が保証すべき原価ということの三番目ぐらいに
それから山口参考人には、きょうは私たちが新しい国鉄のイメージをつくり上げていこうとする場合に非常に参考になる数々、特に原価負担の新しい法則のようなものをお示しいただきまして、改めて過去の国鉄行政というものに対するわれわれ国会議員の物の考え方をある面では非常に改むべきヒントをたくさんいただいたのですが、その場合に、政府が負担すべき原価といいますか、あるいは政府が保証すべき原価ということの三番目ぐらいに
それだけ税金を上げたからそのままそっくりということは、上げる前の原価負担が適正だという前提がなければその理屈は成り立ちません。
したがって、税制の問題、地方自治体との問題、あるいはまた、この公害賦課金をかけるという制度ができたときの私どもの一番大きな心配は、やはり企業が原価負担を逃れる方法がなくて消費者負担に乗っけていくということなんですね。そういうことのないように、こういう点をいまから配慮して検討するようにお願いしたいと思うのですが、いかがですか。
ただフェアリターンといたしまして、適正フェアリターン八%と言っておりますけれども、建仮につきましては四%ということでやっておりますから、そういう意味での若干の原価負担はございますけれども、原則といたしましては、建設が完了いたして動いたときから原価に入ってくるということでございまして、今後着工いたしますようなものにつきましては原価計算期間に金が入ってくるということは非常にまれである、それは建仮の一部分
なお大口電力部門に原価負担のしわ寄せをすると言いましても、新規開発分の電力を全部増加供給をいたしまするので、その供給します程度によりまして値上げの影響が参りますようにしたのでございます。当社の増加供給量は他社に比しまして断然割合から言いまして多いのでございますが、値上額も値上げの料金も最低である。ただ従来安かつたために値上率だけが最低でないというような形になつておると思います。
即ち輸送原価、負担能力の外に、広く一国の経済政策の見地から考慮せらるべきであると思うのであります。 この度の鉄道運賃八割値上が、目下デフレ不況に悩んでおりまするところの国内産業と民生に多大の影響を與える点を考慮に入れなければならないのであります。
故に輸送原価負担能力の外に、広く一国の経済政策から考慮せらるべきであることを強調せねばなりません。このたびの鉄道運賃八割値上が目下デフレ不況に悩んでおりまする国内産業と、民生に多大の打撃を與える点をよく考慮に入れなければなりません。即ち運賃値上は当然公定価格の値上りを伴いまして、米価、ガス、電気料金その他公債の値上りに更に拍車を掛けることは必然的なことであります。