2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
○石井国務大臣 タクシーの運賃ブロックにつきましては、地方運輸局長が、地域のタクシーの利用実態や原価水準等を勘案いたしまして、運賃の改定手続をまとめて取り扱うことが合理的であると認められる地域を一つのブロックとして定めているところでございます。
○石井国務大臣 タクシーの運賃ブロックにつきましては、地方運輸局長が、地域のタクシーの利用実態や原価水準等を勘案いたしまして、運賃の改定手続をまとめて取り扱うことが合理的であると認められる地域を一つのブロックとして定めているところでございます。
○熊代政府委員 事業報酬制度、いわゆるフェアリターンと言っておりますが、この制度は、電力とか鉄道のように安全確保ですとか需要増に対して適切な設備投資を行わせる必要のある事業につきましてこれを担保するとともに、個々の企業の特殊事情によって原価水準に差異が生ずるということを防ぐ等のために設定したものでございます。
これはなぜかといいますと、国鉄は非常に古くから全国均一運賃システムをとってまいりましたし、私鉄あるいは私バスにつきましては企業別の原価というものあるいは地域別の原価水準というものが基準になっておるわけでございます。したがいまして、国鉄と私営の民鉄あるいは民営バスとの間に地域によって水準差ができたわけでございます。
もう一つは、事故、公害その他原因者として交通事業者等が当然負担しなければならない部分の費用等、運賃の社会的な費用を入れ込んだ、かつ適正な原価——その原価の中に当然そういうものか入るべきである、そういう原価水準の中での各交通機関の適正な運賃水準を維持させる、これが大きな原則だということでございますが、しかしそれでほっておいたのでは全体の交通体系がうまくいかない。
それで、四十八年四月当時は、これが二十二円ないし二十三円で何とか原価水準程度のものは得られておりました。ところが、三十四円九十一銭の原価がかかる品物が三十円か三十二円になっております。
これは当然国際生産費というか、その原価水準に持つて行かなければならぬと思う。それを目標にして日本のあらゆる産業を近代化して行こうという考えをはつきり持たなければいけないと思う。それを目標にして、しからば二十五年度の近代化の実績は、一体どういう状態になつておりますか。本年度の実績はどの程度に近代化されておりますか。
○中曽根委員 この世界水準という言葉が非常にあいまいな言葉ですが、それは世界の販売価格水準ですか、原価水準ですか。一体どういう水準を意味しておるのですか。