1985-02-13 第102回国会 参議院 予算委員会 第3号
○伊藤郁男君 運輸省にも聞きましたけれども、同じことをお伺いをいたしますが、道路運送法で言う原価主義運賃というのは個別原価主義なのか、あるいはブロック別の平均原価主義のそのどちらが独禁法の要求するものなのか、御見解をお伺いいたします。
○伊藤郁男君 運輸省にも聞きましたけれども、同じことをお伺いをいたしますが、道路運送法で言う原価主義運賃というのは個別原価主義なのか、あるいはブロック別の平均原価主義のそのどちらが独禁法の要求するものなのか、御見解をお伺いいたします。
また、物価安定のためにもこの際、原価主義運賃を負担力主義運賃に再検討すべきであると考えるが、政府の見解をお伺いしたいのであります。最近また国鉄再建論議が始まりました。根本論議は別の機会に譲るといたしまして、運賃の原価主義を現状のままにして、トラックと鉄道貨物とを野放しに競争させ、その上自家用トラックの横行を放任しておけば、鉄道貨物輸送は早晩壊滅することは必至であります。
今後この点につきましては、極力機構を刷新いたしまして、貨物のサービスは全面的に改善いたしてまいりたいと思っておりますが、やはり運賃一つとりましても、けさほど申し上げました高級貨物の運賃が非常に高い、トラックと比較いたしまして、トラックの原価主義運賃に対しまして、国鉄の従価主義運賃と申しますか、どうしても工場製品の高級貨物は高くなってくる、そういういろいろ運賃のこともございますし、やはり全体として量の
新時代に適応した輸送サービスを償うに足る原価主義運賃制度を早急に確立することは国家的な問題とされるが、当面する問題点としてこの辺の事情を理解し、鉄道輸送手段の特質を認識して、地方鉄道の保護育成を図るためには地方自治体として出末得る範囲の努力を傾注することが必要である。」飛ばしまして、さらにこういうことを言っております。
御承知のように、今までの運賃政策というものは、低物価政策の必要から低運賃に押えられて、いわゆる政策運賃の建前をとってきたのでありますが、私は今の問題としては、運賃値上げということは、ある時期には必要かもしれませんが、今の物価事情なり、あるいは経済の動向なりから見て、一割三分という運賃率でなくて、別に収入を一割三分上げる、こういう運賃改正をして、すなわち原価主義運賃をとられる、それでお尋ねしたいことは