2011-06-07 第177回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
時間がそろそろ来ましたので、もう一つ、先般の東日本震災の北海道の厚岸湖の話でありますけれども、先般、五月三十一日に開催された参議院の農林水産委員会において、公明党の横山信一議員から北海道の厚岸湖の漁場の質問があったと思います。
時間がそろそろ来ましたので、もう一つ、先般の東日本震災の北海道の厚岸湖の話でありますけれども、先般、五月三十一日に開催された参議院の農林水産委員会において、公明党の横山信一議員から北海道の厚岸湖の漁場の質問があったと思います。
○副大臣(篠原孝君) 横山委員御指摘の厚岸湖の漁場については、我々、被害が甚大だということは承知しております。したがいまして、北海道庁と復旧についていろいろ検討してまいりました、鋭意詰めてまいりました。 その中で、二十三年の当初予算であります強い水産業づくり交付金の事業メニューで対応できるということに決着付いております。
特定の地域のことを申し上げるわけですけれども、厚岸のアサリ漁場の話をちょっと申し上げたいんですが、実は、特定の地域のことではあるんですけれども、今回の震災対策の中では支援の谷間にあるところでございまして、あえて申し上げたいんですが、この厚岸湖のアサリというのは、アサリを中心とした厚岸の被害額は三十億円にも上っておりまして、非常に大きな、一地域としては非常に大きな被害額であります。
今お話しの厚岸湖のアサリ漁場でございますが、これまで、北海道庁とも協議をしてまいりまして、どうすればいいかという対応を今協議いたしております。 二十三年度当初予算で、強い水産業づくり交付金という事業がございまして、そのメニューの漁場底質改善でアサリ漁場の復旧が可能だと実は言われております。
しかしながら、厚岸湖で漁場の再生を必要とするアサリ漁場の面積百九ヘクタール、覆砂量で十八万四千立方メートルの砂の漁場であります。ここが、早期に回復事業を講じなければ、稚貝の着底時期に実は間に合わないということになってまいります。
環境省におきましては、厚岸湖・別寒辺牛湿原等八カ所の条約湿地におきまして、水鳥・湿地センターといった観察施設等を整備しているところでございます。 ラムサール条約湿地となりました国指定鳥獣保護区において地方自治体が自然観察施設を整備する場合、こういった場合には、それぞれの自治体が整備されるということで、環境省からの財政的な支援はいたしておりません。
この河川はダムのところから下流の、下流にはラムサール条約登録の湿地帯、別寒辺牛の湿地帯があるわけですけれども、その湿地帯を通って厚岸湖、湾に注いでいます。 それで、場所的にいいますと、本当は地図があればいいんですけれども、釧路と根室の間ぐらいがちょうど厚岸があって、太平洋側にその川が流れて、方向としては流れているということになっています。
○政府参考人(小野寺浩君) 別寒辺牛川下流域に位置する厚岸湖別寒辺牛湿原は、その自然環境が国際的に重要な価値を有することから、一九九三年六月にラムサール条約湿地として登録されております。また、国設厚岸・別寒辺牛・霧多布鳥獣保護区、特別保護地区として指定され、その保全が図られているところでございます。
○紙智子君 厚岸湖、この厚岸湾ですね、ミネラル分がとても多くて豊かな漁場なわけです。 それで、砂防ダムによる影響が川から海に及ぶと、そういうことを心配しているわけですけれども、このダムによって、森から運ばれてくるミネラル供給や、川や海に必要な砂やれきの運搬を阻害して、ダムから漁業被害を出すような細かい泥というんでしょうか、こういうものだけが流れるんじゃないかという指摘もあるわけです。
と申しまするのは、これは主務大臣の指定する湖沼は、大体海と同じように取り扱っておりまして琵琶湖、霞ケ浦、浜名湖、八郎潟、中海、加茂湖、風蓮湖、厚岸湖のようなものを申しております。
引き続き、私どもは現地調査に向かい、北海道の東端である根室市付近の調査を初めとして、厚岸町においては厚岸湾の奥に位する厚岸湖で行なわれ、この地の特産であるカキ、アサリ等の養殖被害について調査するとともに、浜中村に参ったのであります。
次に、厚岸町は、天然の良湾である厚岸湾と、それに続く厚岸湖をかかえ、津波は厚岸湖の湖底の資源を根こそぎ厚岸湾に運び去り、アサリ、帆立、ホッキの漁場を壊滅させております。本町の被害は、家屋、文教施設、カキ、アサリ、帆立、ホッキ、オゴノリ及び漁船等、水産関係、防砂堤、その他総計二億円余となっております。
次に、厚岸町は、天然の良港である厚岸湾と、それに続く厚岸港をかかえ、湾口は東南に開いておりますが、津波は湾内の西岸に打ちつけ、奥に続く厚岸湖の湖底の泥や砂の大掃除をして厚岸湾に堆積しております。従って、被害の総額約二億円のうち、カキ、アサリ・ホッキ、帆立・オゴノリの損害が実に一億六千三百万円余に達しているとのことでございますが、詳細に調査すれば今後さらに増大するであろうと予想されております。
なおこの海区の置かれますのは通常海でありますが、海のほかにも主務大臣の指定する内水面、これは名称を申し上げますと、一應今指定しようと考えておりますのは、琵琶湖、霞浦北浦、八郎潟、浜名湖、それから北海道の猿澗湖、厚岸湖、風運湖、それから山陰地方の宍道湖、中海、新潟縣佐渡の加茂湖の十箇所を予想いたしております。