1971-03-02 第65回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
したがいまして、御指摘のように、私どもといたしましても、今後仲卸業者ができるだけ望ましい規模の業態になるように、さまざまな角度からこれを誘導してまいりたいと思っておりまして、具体的には卸売市場近代化資金制度というようなものの運用に当たりましても、仲買人の近代化のための資金をできるだけ融通が円滑にまいりますように措置したいというふうに考えております。
したがいまして、御指摘のように、私どもといたしましても、今後仲卸業者ができるだけ望ましい規模の業態になるように、さまざまな角度からこれを誘導してまいりたいと思っておりまして、具体的には卸売市場近代化資金制度というようなものの運用に当たりましても、仲買人の近代化のための資金をできるだけ融通が円滑にまいりますように措置したいというふうに考えております。
やはり仕組みとしては、卸売市場近代化資金制度という融資制度の中に、これはいろいろな施設をつくる場合の融資が主体にはなっておりますけれども、仲買い人が近代化するために合併します場合、合併して新しい事務所をつくるような物的な施設の整備について融資するだけでなしに、いわば権利を買収する、営業権を買収するような部分についてもいまの卸売市場近代化資金を貸せるというような仕組みを考えまして、そういう面からも大型化
第二は、農林漁業金融公庫に卸売市場近代化資金制度を設けることとしたことであります。 すなわち、現行の第十八条の二の規定を第十八条の三とし、新たに、第十八条の二として卸売市場近代化資金に関する規定を設けることといたしました。 新しい第十八条の二の規定につき御説明申し上げます。
わが国の農業の金融制度につきましては、逐年整備改善を行ない、融資額も農業者の資金需要に応じて年々増大しているところでありますが、最近におきまする農業の動向に即応し、農産物等の流通改善を含めて農業近代化のための諸施策を推進するためには、一そう内容の整備充実をはかる必要があると考えられますので、新たに総合資金制度と卸売市場近代化資金制度を設けることとし、農林漁業金融公庫法等の改正を提案する次第であります
それから、一般の民営市場につきましては、御審議をお願いいたしております農林漁業金融公庫法の改正で卸売市場近代化資金制度を設けまして、それによって逐次整備に対して融資をして、補助金と融資と両々相まって中央卸売市場の行政と並んで地方卸売市場の整備を進めてまいりたいというふうに考えております。
○三ツ林委員 次に、昭和四十三年度におきまする農業金融に関しては、政府においては、ここに提案されているように、農林漁業金融公庫に総合施設資金制度、卸売市場近代化資金制度等新たな制度を設けることといたしておりますが、これらに関する質問の前に、昭和四十三年度におきまする農業金融の全体的な施策について御説明を願いたいと思います。
○土屋参考人 卸売市場近代化資金制度について申し上げたいと存じます。 中央卸売市場における生鮮食料品の取り扱い量は、大都市への人口の集中、特に周辺地域における都市化と消費の高度化によりましてますます増大しつつあり、すでに東京都における取り扱い高は、昭和四十二年において総額三千百三十四億円と、全国中央卸売市場取り扱い高の約四〇%に達しようとしております。
わが国の農業金融制度につきましては、逐年整備改善を行ない、融資額も農業者の資金需要に応じて年々増大しているところでありますが、最近における農業の動向に即応し、農産物等の流通改善を含めて農業近代化のための諸施策を推進するためには、一そう内容の整備充実をはかる必要があると考えられますので、新たに総合資金制度と卸売市場近代化資金制度を設けることとし、農林漁業金融公庫法等の改正を提案する次第であります。