1974-10-23 第73回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
○有島委員 この記事によりますと、カラーテレビの十四型でもって標準価格十万五千円というのが、卸売り商から六万五千円で仕入れる、だから七万二千五百円の定価でも十分もうかるんだというようなことが書いてございますね。いまのお話とだいぶ違うように思うのです。私も、さっきおっしゃったように、大体マージンというものは二〇%ぐらいのものであろうと思うのです。
○有島委員 この記事によりますと、カラーテレビの十四型でもって標準価格十万五千円というのが、卸売り商から六万五千円で仕入れる、だから七万二千五百円の定価でも十分もうかるんだというようなことが書いてございますね。いまのお話とだいぶ違うように思うのです。私も、さっきおっしゃったように、大体マージンというものは二〇%ぐらいのものであろうと思うのです。
○水野委員 私が調べたのは実は私の出身の千葉県の問題でありますから、やや全国的な視野というものが欠けるかもしれませんけれども、いまのお話でございますが、実はこれは御承知のように、県当局には卸売り商をあまり指導する権限がないのです。それから生産過程においていろいろ干渉するという権限もないわけなんです。たとえば、私の先ほど申し上げたこの数字も、これは農協の系統機関だからこれだけの数字が出てきたのです。
したがいまして、私どもそういう地域ごとにケースごとといいますか、そういう地域を取り上げまして重点指導をやろうということで、特に千葉県におきましてもその価格の上昇が見られたということで、直接県が卸売り商とかあるいは大口の販売店等につきまして便乗値上げを押えるとかあるいは適正価格で供給するというような指導を行なうようにこちらからも要請している状況でございます。
○中曽根国務大臣 どういうルートで流すかというようなことで時間が手間どりまして、正式に各都道府県に所在する幹事卸売り商に、先ほど文部大臣が申されましたようなルートで、学校長または教育委員会の申し受けがあったら、すぐ出すようにという最終措置が確実に講ぜられたのは、一月三十日の指示でございます。
○中曽根国務大臣 一月の三十日に、低廉供給すべく各都道府県に所在する幹事卸売り商に具体的にこれを通達し、指示をいたしました。いろいろそれまでに、配給の方法、どういうルートで渡していくか、そういうことを協議しておったわけでございまして、その協議が整って、具体的に指示したわけでございます。
つまり、それ以上高くては問題が残るということで、卸売り商から仕入れる小売り店の価格について一定の幅を持って通知してございます。それで、小売り店がそれよりも高く仕入れなければならないというような事態がかりにございました場合には、都道府県あるいは指定都市において卸売り商に法律に基づいて引き下げ指示する、かようなことになるわけでございます。
決して私どもは、大メーカーあるいは卸売り商を援護して、そうして消費者の利益を無視するというようなつもりは毛頭ございませんでした。
おっしゃることはよくわかりますが、小売りの末端価格が野放しになっておりますと、やはり小売り商が品物を仕入れる場合に、卸商から高くふっかけられた場合に、これは消費者価格に転嫁できると思えばどうしても高く買ってしまうということがあるわけでございますけれども、今度は、上と下とのところで標準価格できめられておりますと、やはり小売り商はその商品を仕入れる場合に、われわれはこの値段で売らなければいけないのですからと言って、あまり高い卸売り商
この点は営業用トラックに比較いたしまして、比較的少量あるいは近距離の貨物の輸送に従事しておるという実績でございまして、その使用者の点について見ますと、卸売り商あるいは小売り商、中小メーカー等いわゆる中小企業がこの自家用自動車というものを保有して物の輸送に当たっておるわけでございます。
ただ、商社というものは幾ら物を持っているかということが問題でございまして、やはり商社だけでなくて、卸売り商、小売り商、あるいはその他のものも、それから商社という名のブローカーみたいなものがあるわけです。
で、実は昨日も急遽一部の卸売り商の組合を視察いたしていろいろ話を聞いてみたのでございますが、まあ一般の考えでは、とにかく製品在庫は確かにある、それが非常に偏在している。
したがいまして現在業界では、昨年の六月からでございますけれども、紙類の流通対策本部というものをつくりまして、規格の統一でございますとか、あるいはパレットプールと申しまして、運搬の器具でありますパレットを一連的にプールをして、流通の合理化をはかりたいというようなこと、あるいはメーカーと代理店と卸売り商、そういうものを一体とした情報交換のシステムをつくりたいというふうなことで、いろいろ印刷業界等需要業界
そういう点での実情の問題、つまり、単に出張所的な権利を確保しておくということであれば、これはいままでの卸売り商の持っておる矛盾を解決するのではなくて、国の便利を卸売り商に単に与えるという結果にしかならない場合がある。そういう問題について、行政的な指導なり監督が私は不十分だという感じがする。こういう問題について長官の御意向をお伺いしたいと思うのです。
そうすると、今度は特別申請制度というのがあって、卸売り商から特別申請したものについてはまたリベートが若干返ってくる。そういったことが現実の姿としていまあるわけですね。薬価というのは、一体国民のための薬価なのか特定のための薬価なのかということが、私は非常に疑問になってきたのです。 本来ならばわずか五円くらいの薬が、三十九円七十銭で支払基金のほうに請求されておる。
ですからいま地方卸売り商の整備計画なり何なりということでやっても、その公営の場合の助成、民営の場合の融資、これだけではたいへんなんです。助成する場合であっても補助残はこれはもう相当な借金をしなければやっていけない。とても野菜の市場あたりで何十億も借金を背負っちゃって、それで運営していくということは開設者であり、卸売り人であるという場合、非常にたいへんなわけです。
そのことを、卸売り商の会長さんですから、ぜひ検討してみてください。 ここで私は、非常にふしぎなことがあるので、同じく電子機械工業会長さんにお尋ねしておくのですが、ある製品で、全く同じ洗濯機が二種類つくられる。しかもその符号が違う。一つの洗濯機、これは東芝の副社長さんおられますから、東芝の例を出して恐縮ですが、洗濯機でVH7710というのがありますね。それとVH7730というのがあるのです。
なお、議事の進め方につきましては、まず、生産者の立場を代表して大久保参考人、卸売り商の立場から角田参考人、小売り商の立場から山崎参考人及び馬生参考人、第三者の立場から横浜国立大学教授久保村参考人の順序で、お一人十分以内で御意見を述べていただき、次に、各委員からの御質疑にお答えいただきたいと存じます。 それでは、大久保参考人にお願いいたします。
○松浦(利)委員 私の質問は以上で終わりますが、ただ、ここで業界の方、それから卸売り商の方にぜひ御理解いただきたいのは、率直に言って、新機種にもう二重価格が出ておる。新聞で見られるように、二二%引いておる店も出てきて、もう新しい二重価格として出てきておる。しかも消費者サイドから見るなら、今度の標準正価というものは一つも値下がりしておらない。むしろ、山崎さんが言ったように値上がりしておる。
私どもも、この点について、どういうふうに解決して消費者の皆さんに御満足いただけるか、また、間に立って販売に努力してくだすっております卸売り商の方、それから小売り商の方、この方に、はなはだしい御迷惑をかけたらたいへんだ、そういうような点から、みんなでいろいろ考えてまいっておるのでございますが、なかなか製造者が十数社——十三社でございますか、ございまして、それぞれの企業のあり方というものが違っておりまして
ただ、問題は、先ほどの議論にも返るわけでありますけれど、それでは、今日まで単純なるコミッションマーチャントとしてやってきた、そうした卸売り商の諸君に対して、今後は、ほんとうの意味での取引主体として、いわゆるもっと実力のある立場を持たせる点が出てくるわけであります。そこいらの点をどういうふうにやるか。
ですから、ほかの地区の小売り商が別の地区の卸売り商から仕入れをしようと思っても、これはできないことになっている。また、事実やったとしても、いろんな形でこれが禁止される、こういう制度がとられている。そうして、この一地区ただ一つの卸売り商を通じて、松下電器産業は、末端の小売り商に対して強い支配を及ぼしているというのが私は実情だと思う。
ですから、そこの地区の小売り商が別の地区の卸売り商から買うということは禁止されている。事実、私小売り店から聞いてみました。ある小売り店は、これは別の地区の卸売り商から安い値段で買うことができた。自分の地区の卸売り商より安い値段で買うことができた。ところがどうですか。それを業界のことばでは「密番」と言うのです。つまり、スパイです。
あとアメリカ、豪州から買い入れておりますが、価格は間接統制という形になっておりまして、輸入米に対しましては毎年輸入数量を予定いたしまして、卸売り商に対しまして輸入の許可を与えるというわけでありますが、この外米に対しましては課徴金を徴しまして、島産米に課徴金を補給する。そして両者をプールいたしました消費者価格でもって売り渡しておる。簡単に申しますとさような形になっております。
したがいまして、ある意味では集荷団体は、自分のところの米についてはこういうような条件で売りたいという形で積み上げる、買うほうの卸売り商あるいは実需者の全国団体は、ここの米はこういう取引条件でこういう価格で買いたいという話を積み上げて、最終的に全国調整をするという形になると思うのでございます。そうしなければ実際には動かない。
○政府委員(桧垣徳太郎君) 現在におきましても米の卸売り商から小売り商に対する売り渡しは購入券によって実行されておるのであります。
前進した対策をとろうとする姿勢はけっこうなんですが、しかし金利なり条件なりというものが、今日のいわゆる小売り商あるいは卸売り商、あるいはそれに通ずる全体的な業界の実情を勘案いたしまするとまだまだ不足する。まだまだ不足するどころか、十分あたたかい思いやりのある対策でなくて、ただ融資の道が開かれているのですよということを示す程度にしか行なわれてないような気がします。