1970-12-15 第64回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
そういう場所だとしますれば、買い手は、もちろん仲買い人あるいは買参人ということになりますが、売り手である卸売り人というのが、公正な立場ということを、私はよく審判官といっておるのですが、ほんとうにせりというものが公正であるかどうかということだけに責任を負わされておって、卸売り人そのものは売り手の側には現在ないというのが現状ではないかと思うのです。
そういう場所だとしますれば、買い手は、もちろん仲買い人あるいは買参人ということになりますが、売り手である卸売り人というのが、公正な立場ということを、私はよく審判官といっておるのですが、ほんとうにせりというものが公正であるかどうかということだけに責任を負わされておって、卸売り人そのものは売り手の側には現在ないというのが現状ではないかと思うのです。
したがって、せっかくの卸売り手数料の引き下げが、いまおっしゃるような理由では、私は卸売り人そのものは被害は何もない。手数料を下げても何もない。全然ないとは言いませんよ。これは魚と青果の場合では違う。魚の場合は、ほとんど荷受けは被害をこうむっておらぬ、こういう実情にあるのじゃないかと思うのです。