1974-04-02 第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第27号
ものによりましては直ちに倉庫に入ってしまうものもございますけれども、産地市場に出されまして、そこで、加工用として、その場所にある工場が買う、あるいは地元の消費者向けのものに卸から売られるというようなことでありますが、そのうちの三分の一くらいは今度は大市場のほうに出荷されて、大市場の中央市場に出て、中央市場から卸売り人がそれを仲買いに売り、さらに小売りに売るというような形で流れておるわけでございます。
ものによりましては直ちに倉庫に入ってしまうものもございますけれども、産地市場に出されまして、そこで、加工用として、その場所にある工場が買う、あるいは地元の消費者向けのものに卸から売られるというようなことでありますが、そのうちの三分の一くらいは今度は大市場のほうに出荷されて、大市場の中央市場に出て、中央市場から卸売り人がそれを仲買いに売り、さらに小売りに売るというような形で流れておるわけでございます。
それから、まだはっきりした評価は出ておりませんけれども、ジャガイモの買い付けの問題について、現在実施中でございますけれども、これは都が買い付けたほうがよろしいのかあるいは卸売り人に買い付けさして、それで一定マージンで販売さしたのがいいのか、この問題は今後の研究課題であろうかと思いますけれども、短所とまではまだ考えておりませんが、そういった感じがいたします。
したがいまして、委託されました価格の中から、この受けた卸売り人が手数料を受け取るというかっこうになります。で、価格自体はすべてその時期におけるその市場のせり値段でほとんどきめられております。特に野菜のごときは八五%以上がせりで処理をされておりますので、したがって、価格自体はその時期の数量の需給上の数字でせり落とされてきまる。
また仲卸業者が卸売り人以外のだれからでもかってに買うということも禁止されておるわけです。したがって、東京都の区域の中にかりに入ってまいりますと、卸売り業者なり仲卸売り業者なりは見つからないでやればどうかという問題は別にいたしまして、これは法律上の規制の対象になるわけでございます。先ほどから申し上げておるのは、むしろ買参の問題でございます。
そうすると卸売り人はそれを買って売るという疑惑が一つございました。
卸売り人といいますのは、もちろん一般小売り人としてお客さんに売ることもできますけれども、小売り店に仕入れをさせておるということでございます。ですから、必ずしも減るというようなことにはならないと思います。
同時に、小売り人間の取引あるいは卸売り人からの仕入れ、そういうものも認めてまいっておるわけであります。そういうことでございますので、新しく小売り店を指定をする上におきましては、いま申し上げましたような実態を踏まえまして、直ちに本土の基準を適用するのは不適当ではないかということで対処をいたしております。
この際の段階別の手取り率を順次申し上げますと、生産者の手取りが五〇・一、生産者の負担の水揚げ経費が〇.三、産地の、先ほど申し上げました卸売り人のマージンが二・七、産地の仲買いのマージン比率が一.五、それから消費地の卸売りマージンが三・二、消費地の仲買いのマージン比率が七・六、小売りマージンが三四・六、こういうことでございます。
もちろん、私どもも、さっき申し上げましたように、段階別の調査をいたしておりまして、産地の卸売り人あるいは仲買い人、さらには消費地におきますところの卸売り人、仲買い人等の占めますシニア等も調査いたしております。
○太田(康)政府委員 水産物のおもな流通経路を申し上げますと、御承知のとおり、他の生鮮食料品と違いまして、一応産地でまず漁業者が水揚げするわけでございますけれども、水揚げされますと、産地に産地市場がございまして、そこで卸売り人の手を経て、仲買い人にせり売りあるいは入札売りで渡るわけでございます。
不当事項の過半数を占める農林、建設両省のうち、これを具体的に例示しますと、農林省所管の畜産振興事業団が、四十五年度から不必要になった輸入牛肉の販売促進費を、二千八百万円も卸売り人に対して支払っていた事実があります。また、災害復旧事業などでは、砂を多量に含んだ粗悪コンクリートが不当と指摘されております。明らかに手抜き工事でありまして、監督不良がこうした原因となっております。
これはいろいろ考え方が段階に応じましてあろうかと存じますが、一つは、さきに野菜課長のほうから答弁がございました生産出荷協議会でございますが、これにも市場の卸売り人が参加をいたしておるという現状でございますけれども、この参加のしかた等につきましては、なおもう少し入荷計画等に即したものにしてみたらどうかというような意見もございますので、その点は十分今後とも検討をいたしてまいりたいというふうに思います。
今回卸売市場法の改正によりまして、たとえば生産者と卸売り人との間の直結ということも考えております。相対取引できるようにということを考えております。そういう面の改善もございましょうし、また、いわゆるバイパスと申しましょうか、生産者と消費者が直結するような生活協同組合の活動を中心とする形も、非常に強力になりつつございます。
それから、中央卸売り市場の問題につきましては、一括上場・分割販売を実施しておりますが、これについても、市場仲買い人及び卸売り人を指導してもらいたいということで、これも現在指導されております。 以上が大体回答の要約でございます。
○説明員(小暮光美君) 金沢市場の卸売り人の問題につきまして公正取引委員会からいろいろ御意見がございまして、法案の際にも申し上げましたように、すでに金沢市において一度市場の取り扱いの一部を修正いたした経緯がございます。
○政府委員(大和田啓気君) 水産物の産地市場の卸売り人は御承知のように大部分漁協でございます。で、漁協に対しましては漁業近代化資金の制度が二年前に発足いたしまして、融資のワクも相当ふえておりまして、四十六年度では五十億をこえるくらいのワクを用意いたしておるのであります。
○政府委員(小暮光美君) 仲卸業者は卸売り人が集めてまいりました物がせりにかかりましたときに、これに参加して価格形成をするものとして市場内に認められておるものでございまして、この仲卸業者がみずからせりを行なうということは、市場内に卸と仲卸の二つのいわば卸売り業者を認めるということになって、そのことはどうも市場の秩序としては考えがたいというふうに考えております。
○達田龍彦君 そうしますと、これはいろいろ形態がありますけれども、特に一つ問題を提起しておきたいのは、たとえば魚市場等の卸売り人の場合の問題がよく産地市場では問題になるわけですが、私はこの法律のたてまえ上まず明確にしてもらいたいのは、この卸売り業者に対する補助、援助、これは一体どういうふうにこの法律のたてまえ上なっておりますか。
そういうようなものと、その市場の規模から考えられます卸売り人の数、これを一としますか、二としますか、あるいは三としますか、そういった点を公正取引委員会等とも十分相談しながらその数をきめていくということはございます。
その中でいま御指摘のございましたように卸売市場の卸売り人に需給調節機能を持たせるべきであるということを指摘しておるわけでございますけれども、現状から考えましてこのような方向に持っていくのは決して簡単な問題ではないとわれわれも考えております。
ただ私、先ほどもちょっと申し上げたんでございますが、市場の中で一卸売り人がいるのが望ましいという意味のこちらは単数制ということを申し上げたのではなくて、一卸売り市場の中に一卸売り人がいるということがありましても、それは周辺との、類似市場との競争関係等からこれは認められる場合があるということを申し上げたわけです。 それから、金沢の問題につきましては、できるだけ早く審決を出したい。
さらに卸売り業者についても、本土には卸売りの制度はございませんが、有人島嶼だけで四十幾つもある沖繩の各地に専売公社が直接自分たちでおろして回ることを考えた場合には、むしろ現在の卸売り人を活用することのほうがかえって両者いいという結論から、一次要綱で、「卸売業者についても、指定小売人とする等、適切な配慮を行なう。」ということで、いままでどおりの営業を行なっていってもらいたい。
これに対して総理は、東京の卸売市場は人口五百万人時代の施設のままだから早急に整備しなければならないという答弁をされただけであり、担当の農林大臣は、中間のロスをどう省くかに苦労している、卸売り人は安心してまかせられる人にやってほしいというような、心情的、倫理的な答弁を繰り返すだけで、価格決定は市場の運営で考えなければならぬ重要問題だと答弁し、市場の機能プラス生産地の生産及び出荷の計画的な組合せについて
それらの中継ぎが中央卸売市場であるし、そこの市場の中心になるのが荷受け人、集荷人、卸売り人というものであるし、それがせりにかけてあれをしている。しかも、あれは場所が非常に限られておるというようなことで、いまの卸売市場というものが正しい価格形成の場にならないのじゃないか、むしろ現在ある供給の実勢をもっと反映できるような方法が必要じゃないかというのが、私のこの前の質問の焦点なんですね。
○樋上分科員 中央卸売市場の運営が適正になされるためには、市場における卸売り人、仲買い人等の近代化、また公共的役割りを自覚した活動が必要と私は考えるのです。こういう点から現在の零細な仲買い人をどう育成していくかという点をお伺いをしたいと思います。
その一つは、せり人やせりの機構組織を卸売り人から切り離さなければ、私はいけないと思うのです。これを独立させる腹はありませんか。 二つに、市場の運営を協議する市場運営協議会は学識経験者からなっておって、消費者も生産者も入っておりません。これに消費者と生産者の代表を加える御意思ございませんか。
そういうふうな意味で、重ねてなお事実をもう一ぺん聞いてみますけれども、この二十九日の二十五円の非常に安い相場、神田の五十円に比べて半値を出したときの荷受け人、つまり卸売り人が提供した三浦大根の数は、農林省ではわかっておりますか。 それともう一つ、五日の六十三円の相場を出したときの二つの拮抗した卸人が築地におるのですけれども、二つが出した出荷量はわかっていますか。
取引の状況、それから卸売り人の資格、両方とも大事なことだと思っております。 取引関係のことにつきましては、市場法等では、そういうことについて重点的に気を使っておるわけでありますが、ただいまのようなお話につきましては、十分私どもも念頭に置いて、当事者とも相談をいたしてみたいと思っております。
つまりここを集散地にして、東京の七つ八つの市場に対して荷を流していく役割りと、ここで正しい価格形成をする役割りのものだというふうに私は理解するのですけれども、大井にそういうふうなものができれば、大井のようなところこそ、町の業者が卸売り人になるというのではなくて、それこそもっと公的な卸売り人制度を、こういうところでは採用するという考慮が必要だと思うのですけれども、総理どうでしょうか。
したがいまして、せり人を別の機関に置くということであれば、私は、極端な議論かもしれませんけれども、市場に幾つも会社を置く必要はないんじゃないか、要するに単数にしてしまって、競争さす必要ないじゃないかというふうに私としては考えるのでございまして、やはり現在の複数制度のもとで、市場内で幾つもの会社が競争し、また市場間の競争があり、都市間の競争が荷受け会社の卸売り人の中にはあるわけでございますので、それらを
やはり公開の市場でございますから、公正であると同時に、すべての出荷者に対して公平な処理が行なわれなければならぬと思うわけでございますが、同じ条件で委託されたものの中で、あるものは卸売り人の判断によって加工処理をされ、あるものはせり売りにかけられるというようなことの結果をどういうふうに処理をするかというような点を考えてみますと、やはり一定の取引ルールの中で行なわれる公的な機関の取引としては、柔軟な対応
それで、やはり需給調整機能を持つ卸売り人が即せり人であるというところに、消費者側から見れば非常に不満を感ずるわけですね。これはどうしたって高いほうに落ちつくしかないわけでございます。せり人という立場をもう少し変わったものにするという意見はいかがなものでしょうか。