1962-04-20 第40回国会 衆議院 大蔵委員会 第34号
○八卷政府委員 恩給の公務員期間に本来の官吏でない期間をどういうふうに加えるかということにつきましては、例外的な措置としていろいろなケースがございます。外国政府職員につきましては、日満人事交流あるいは蒙疆政府に日本から優秀な官吏を派遣してそうしてまた帰った場合には、その期間を通算するというふうな措置をいたしまして、優能な官吏を向こうに派遣したという事実もございます。
○八卷政府委員 恩給の公務員期間に本来の官吏でない期間をどういうふうに加えるかということにつきましては、例外的な措置としていろいろなケースがございます。外国政府職員につきましては、日満人事交流あるいは蒙疆政府に日本から優秀な官吏を派遣してそうしてまた帰った場合には、その期間を通算するというふうな措置をいたしまして、優能な官吏を向こうに派遣したという事実もございます。
○八卷政府委員 ただいま私の参議院内閣委員会における発言を引用されての御質問でございますが、恩給法の中で株式会社の職員期間を通算いたしました例といたしましては、あれは昭和二十三年でございましたか、国際電気通信株式会社及び日本電信電話工事株式会社の職員期間というものを恩給法の期間に通算いたしました。
○八卷政府委員 ただいま問題点になっているところを私どもは十分承知しておりませんので、大蔵省ともまたよく相談いたしまして御返事をいたしたいと思います。
○八卷政府委員 一般公務員——軍人、軍属でない一般公務員の場合におきましては、たとえば昭和三十二年あるいは三十四年、最近になってまた死亡が判明して死亡公報が入った、こういう場合には、昔は死亡公報の入った日から、その人が死んだということで、公務扶助料が出るという形をとっておったのですが、昭和三十二年の法律改正で、その方の現実の死亡が実はソビエトに抑留中昭和二十四年に死んでいた、こういうことがわかりますれば
○八卷政府委員 結局、恩給の基礎になる日本国政府職員としての俸給というものがないわけでございます。従いまして、日本国政府から向こうへ出向したときの俸給を、その後満州国におられた年限に応じて昇給させるというふうな擬制をとりまして、その昇給率は一年について千分の四十五という昇給率を見まして、行ったときの俸給を昇給させて、それでやめたというふうに見て恩給を給することにしております。
○八卷政府委員 以前日本から満州国へ出向になりまして、また日本国政府に復帰したという者につきましては、従前から通算の措置が講ぜられておりまして、今お話しの、日本から満州国へ行って、終戦になってそのまま日本国政府に復職できなかったという方につきましても、昨年の法律改正で通算措置を講ずることにいたしました。
○八卷政府委員 この措置によって、五十五才から満額にするという恩給的な考え方というものは、全部なくなってしまったのだというふうにお考えになっていただきたくないのでございます。私どもとしては、やはりそのもとの姿に返るという時期を将来において求めたい、こういう気持でおります。
○八卷政府委員 今年度から発足するわけでございますが、その後における公務員給与の改善等の措置がどんどんと進行してくる、あるいは生計費の上昇も高いという問題が出て参りますれば、このままでは済まないという問題も出てくるのではないか、こう思っております。
○八卷政府委員 これは、三十九年七月から六十才以上の方については全額を実施いたしますということであります。
○八卷政府委員 これは、今後の経済事情の変化によることでありまして、これをどういうふうに手直しするかということは将来の問題でございまして、それ相当の時期においてまた判断するということになろうかと思います。
○八卷政府委員 それは、そのときの状態において判断しなければならぬ問題でありまして、今直ちにここでどうこうということを申し上げることはできないと思います。
○八卷政府委員 三十七年度分といたしましては、三十億のうち一部分、こういうわけでございます。
○八卷政府委員 恩給の予算につきまして、三十五年度から三十六年度への繰越額が九十五億、不用額が三十四億九千万円、約三十五億ということになっておるわけでございます。これにつきましては、結局恩給の裁定の伸びというものに関連があるわけでございます。見込みと実績との食い違いということがあるわけでございます。
○八卷政府委員 最近ではこのように申請の実績もだんだんと落ちておりますので、当局側に進達がありますれば、手順よく裁定のところまでいく、証書が渡るというふうな事務的態勢はかなり完備されてきているわけでございます。
○八卷政府委員 恩給制度につきましては、そのつどの経済の情勢の変化に応じてその受給者の処遇の改善にあたっていくということが、私どもの使命でございまして、そのような観点から、公務員の給与が上がるというふうな場合には、その背景として生活水準の上昇あるいは物価の上昇というふうなものがあるということを考えまして、国家財政その他諸般の状況を考えながら、逐次恩給受給者の給与の改善ということをやっておるわけであります
○八卷政府委員 恩給が共済退職年金制度に切りかわりましたのは昭和三十四年の十月でございます。従いまして、共済制度の上における退職年金制度というものと、恩給というものは、一応制度的に切り離されているということが言えると思うのでございます。
○八卷政府委員 恩給のベース・アップと申しますのは、つまり、恩給というものは、退職時の俸給というものを基礎にしてきめられておるということから出発するわけでありますけれども、退職時の俸給を基礎にして恩給を支給するということにつきまして、その後の経済情勢の変化というものがありました場合に、はたして、その前にやめたときの給料を基礎にした年額というものが、現在の状態のもとで購買力の維持ができるかどうかというような
○荒卷政府委員 今回の戦争でございます。
○荒卷政府委員 御連絡が十分でなかったということにつきましては、まことに申しわけないと存じまして、この席をかりましておわびを申し上げなければならないと存じます。 今回のこの法案のいきさつにつきまして、簡単に申し上げますれば、当初政府案でいくということで政府内部においてもいろいろ検討を続けて参ったのでございます。
○荒卷政府委員 簡易郵便局法の改正につきましては、国会劈頭におきましての上林山先生の御質疑の通りでございまして、提出方につきましても省内におきまして鋭意検討いたしまして、案の内容につきましては成案を得つつあったのでございますけれども、諸般の事情から提出に至っておりません。今国会におきましても、会期ももう押し詰まっておりますので、今の段階におき。まして提出するという意思はございません。
○荒卷政府委員 政務次官のお答えにつきまして補足的に申し上げますが、仲裁裁定はもちろん政府としては尊重するという線で進んでおるわけであります。ただ裁定の出ました数字の面につきましては、はたして予算の移流用でできるか、補正予算を組まなければならないかという点につきましては、目下検討中であるということを政務次官からお答えしておるわけでございまして、さようなことでございます。
○荒卷政府委員 まことに申しわけありませんが、ほかの資料を調べておりましたので……。
○荒卷政府委員 小局の特定局の業務管理方式につきましてのお尋ねがあったように思います。私どもといたしましては特定局制度の根本問題につきましては、すでに数年来、制度調査会の答申をもとにいたしまして、改むべきことは改め、合理化することは合理化するという方針で参っておるわけであります。
○荒卷政府委員 同感でございます。従いましてこれらの問題も合わせた意味におきまして、簡易郵便局制度の改正ということも目下検討の材料になっておるわけでございます。
○荒卷政府委員 お示しの通り現在の郵政省職員の給与体系が法的には一つのもので動いていないことは事実でございまして、一般職の給与に関する法律の適用を受けます本省並びに地方の郵政局の部長以上の職務等につきまして実際の人事を行ないます場合におきましても、いろいろと問題が出て参っております。
○荒卷政府委員 お尋ねの通り、郵便局舎を建てますときは、ここ数年間におきましての業務の発展状況というものを予想を立てまして局舎を建てるわけでございます。従いまして、年賀の郵便の取り扱い等につきましても、ふだんは会議室として使ったり、あるいはそのほかのいろいろの打ち合わせ等に使いまする部屋も予定されているわけであります。
○荒卷政府委員 お尋ねの点が非常に抽象的なので、私の先ほどからお答え申し上げている点が、あるいは先生の求めていらっしゃいますお答えになっていないのかとも思います。
○荒卷政府委員 御質問の点が、古いという意味のことでございますが、あるいはおくれているという意味のことでございますが、作業のやり方につきましては、以前に比較いたしますれば、機械力を使うという点におきましては相当おくれておったわけでございますけれども、局内作業並びに局外作業の面につきましては、可能な限り機械力を利用する、たとえば外勤面におきましてはスクーター、三輪車、また取り集め等におきましても、大取