2021-02-10 第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
こうした中で、平成三十年以降は、生産量の増加に伴って需給が緩和して、卵価が長期にわたって低迷をしたことから、令和二年度から新たな事業期間に入ることを契機に、需給改善のための空舎延長事業も更に強化する観点で見直しを行ったところでありまして、その判断は妥当なものであったと考えておりますが、いずれにしても、養鶏、鶏卵行政の公正性につきましては、第三者検証委員会におきまして、公判への影響等に十分配慮しつつ、
こうした中で、平成三十年以降は、生産量の増加に伴って需給が緩和して、卵価が長期にわたって低迷をしたことから、令和二年度から新たな事業期間に入ることを契機に、需給改善のための空舎延長事業も更に強化する観点で見直しを行ったところでありまして、その判断は妥当なものであったと考えておりますが、いずれにしても、養鶏、鶏卵行政の公正性につきましては、第三者検証委員会におきまして、公判への影響等に十分配慮しつつ、
例えば、今、卵価が非常に安くなっていますけれども、中規模の農家の方は、例えば二十万羽、三十万羽やっている方というのはいろいろな支援から外れていく方向になっていて、一生懸命地域の中で頑張ろうとしても、逆に頑張れなくなっている。そういうところにもぜひきめ細かく光を当てていただきたいなと思っております。
生産のサイドから見ますと、鶏卵卵価、鶏卵の価格が低下する年明けですとか夏場には、食鳥処理場の処理能力を超えまして成鶏の出荷が一時的に集中して、処理待ちの時間が長くなる場合があって、夜間の長時間放置等の課題があるということは私どもも承知をしてございます。
あと、卵価の問題、いろいろありましたが、これについても、私もまた現場の鶏卵家からいろいろお話を聞いて、卵価基金を今まで、鶏卵者と、国も一部ですが積み立ててきたのですが、それが底をついてしまって、鶏卵協会の方から、むしろ、十円下げてくれというお話もありました。
卵価についても同様に、今、卵価の安定基金についても、もう底をついてしまいました。新たにもう一度、制度そのものの見直しも含めて、審議会の部会の答申を待って検討していきたい、そう考えております。
そういうことで、卵価の基金の水準をもっと上げてくれと。 今、二百数十億までたまっているんですね。去年は七十、八十億近く発動されているということなんですが、これは八分の一は国が補助していますけれども、八分の七は自分たちで積み立てているものです。
その際、当然、基金残高あるいは鶏卵の生産状況、これが卵価に非常に大きな影響を与えますので、そういったものを踏まえながらそれぞれの団体が議論しているわけでございますが、昨日の、一つの団体でございます社団法人全日本卵価安定基金の理事会におきましては、委員御指摘のとおり、前年度に対しまして十九円引き上げて一キログラム当たり百八十五円という方針を決定したと。
乳価は下がっている、卵価は下がっている。もう非常にこの二種、二つの畜種が悲鳴を上げております。これはまだみんな悲鳴というのはあるわけですけれども、非常にそういう意味では畜種ごとに違うし、地帯別にも抱えている課題が違うものですから、そこは今大臣おっしゃいましたように、きめ細かな対策を是非とも取らないといけないという思いでございますので、どうかそのことはお願いしたいと思います。
○政府参考人(内藤邦男君) まず、日本鶏卵生産者協会がまとめた試算でございますが、私どもも協会に確認しましたところ、このコストの試算といいますのは、配合飼料価格の値上がりを単純に卵価に反映させたということでございます。御案内のとおり、配合飼料価格安定制度による補てんがあるわけでございますので、そういった補てんについてはこの中に配慮されていないという試算でございます。
政府も、鶏卵価格の変動が鶏卵生産に及ぼす影響を緩和するため、鶏卵価格安定対策事業を実施し、卵価安定基金が鶏卵価格差補てん事業を実施するための基金造成について一部助成しています。
それから、あともう一点、卵価安定基金につきまして、この点、財源が少なくなってきている、そういうことでございまして、これらにつきましては、基金が不足した、こういうことから国として直ちにこれを拡充するということは困難であるわけでありますが、十六年度につきましては引き続き助成をする、こういうようなことで支援策を考えておるわけであります。
卵価というのはさまざまでありまして、時間がないので簡単に申し上げていきたいと思うんですが、憲法二十九条三項の財産権によれば、「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。」というのがありまして、まさしくこれに該当するのではないか。公共の福祉、伝染病の蔓延防止という福祉のためであっても、私有財産が侵害された、こういうことであろうと思います。
それと、ちょっと時間がないのであわせて、鶏卵販売農業協同組合などからも要請されておりますが、卵価の安定のための基金制度、卵価安定基金制度がありますが、これが毎年五千万ずつ予算が削減されていって枯渇している、やはりここをしっかり拡充して安定させることが重要だという要望が出ておりますが、これについてどうお考えになるか、伺いたいと思います。
卵価は平均卵価ですから、恐らく京都府で手当てしているので言うと一個当たり八円台というような卵価。ところが、実際、平飼いの農家なんかで出荷している卵価は、私が実地調査でお話を伺ったところなんか、非常に、平飼いで三十円ぐらいで出荷している。もうこれは、八円の卵価では、とてもじゃないけれども、それが国、自治体合わせて全額補償されたとしてもとんでもない赤字になる。
○国務大臣(亀井善之君) 具体的に数字の問題等々もあるわけでありますし、緊急の融資の問題もあるわけでありますし、今日も、いわゆる移動制限外におきましても卵価の問題あるいは経営の問題と、また飼料等々かさむわけであります。
特に、いわゆる制限区域外の養鶏農家におきましても大変いろいろの卵価の低迷と、こういうこと、あるいは風評被害と、こういう点で大変苦労されておるわけでありまして、それらを含めて、支援の措置と同時に、制度化の問題につきまして早急に考えてまいりたいと、このように考えております。
そして、卵の問題でいいますと、今まで経験したことのないような卵価の動きになっておりまして、日本じゅうの卵生産農家は非常に苦しい状況にある。もう時間がありませんので、御答弁は求めませんけれども、その他のこと、たくさんのことに含めまして、格段の御配慮を賜りますようにお願いをいたしまして、次の質問に移らせていただきます。 次に、林業のことについてお伺いをいたします。
社団法人全国鶏卵価格安定基金、それから社団法人全日本卵価安定基金、これはどう違うのか、多分大臣もわからないと思いますが、前者が鶏で後者がウズラということか。あるいは、魚価安定基金。それから牛のえさ、全国畜産配合飼料価格安定基金、全日本配合飼料価格安定基金。畜産配合飼料と全日本配合飼料、前者が牛で後者が豚か、これもよくわからない。それから、全国肉用子牛価格安定基金とか。
特に現在、卵価は、平成三年度まで価格が大変よかったわけで、基本的にそのよかった中で羽数がふえていったということと、ちょうど景気の影響を受けまして業務用、加工用需要がかなり減退をしております。そして、卵というのは冬から春にかけて暖かくなりますと鶏が一斉に卵を産み始めるわけでございまして、今ちょうど産卵の増加期に当たっております。
○竹内(猛)委員 この問題は、今から数年前に卵価が下がったときに本委員会で特別決議をして、農家養鶏を守ろうではないか、こういう決議をして、社会党が中心となって卵価安定需給法という法律をつくろうとしたときに、物すごく抵抗に遭いまして、そして今日の事態を迎えた。
現在の一般価格が、市場は百四十円から百五十円、こういうことで卵価安定基金を活用するというわけですが、なぜ一体、この過剰な段階で、値が下がっているときに生産者価格百八十二円という協定を結んだのか理解に苦しむのですね。これはなぜですか。
○赤保谷政府委員 卵価安定基金の基準価格の引き上げの問題についての御質問でございますが、御承知のとおり卵価安定基金制度、これは卵価が一定水準を下回った場合に加入生産者等の積立金から差額の一部を補てんする、そういう制度でございまして、農林水産省としても鶏卵の計画生産の実効性を確保する、そういう観点から基金に対して毎年一定額の助成を行っている、そういう制度。
さらに、肉用子牛価格安定基金の交付準備金の造成に助成いたしましたほか、鶏卵の計画生産の推進等について指導いたしますとともに、卵価安定基金の補てん準備金の造成に助成いたしました。 野菜の価格安定につきましては、生産出荷団体が主体となって作付けから出荷に至る過程を通じ有効に需給調整を行う重要野菜需給調整特別事業に助成いたしました。
それから、鶏卵が今のところ大変順調に伸びておるというふうなことでございますが、引き続き 需給に差し支えないようないわゆる卵価の安定対策を進めていただきたいという要望。 それから飼料、飼料は現在、政府によりますと、平成二年計画では四二・七%の粗飼料の自給率。平成三年度では、ことしは四三・二%。
特に問題でございました六十二年から元年にかけての卵価の低迷がございましたが、これは計画生産を無視した無断増羽に原因があったということから、大規模生産者を中心に、現在、自主的に鶏卵の需給安定に取り組む動きが進められておるのも事実でございます。
また、鶏卵の計画生産の推進等について指導いたしますとともに、卵価安定基金の補てん準備金の造成に助成いたしました。 野菜の価格につきましては、最近の野菜の需給の動向にかんがみ、重要な野菜について生産出荷団体が主体となって作付けから出荷に至る過程を通じ有効に需給調整を行う重要野菜需給調整特別事業に助成いたしました。
また、鶏卵価格及び養鶏経営の安定を図るため、鶏卵の計画生産の推進等について指導いたしますとともに、卵価安定基金の補てん準備金の造成について助成いたしました。 野菜の価格の安定につきましては、最近の野菜の需給の動向にかんがみ、重要な野菜について生産出荷団体が主体となって作付けから出荷に至る過程を通じ有効に需給調整を行う重要野菜需給調整特別事業に助成いたしました。