1954-03-24 第19回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第1号
笑い話がありますが、駅弁のある所には国立大学がある、こんなに国立大学のある所は世界中どこに行つてもありませんが、これをむしろ或る程度内容を整備して、それぞれの大学に特色を持たして行くというふうな方向に進むべきであると私は思うのでありますが、文部省の関係におきましては却つて数ばかり殖やす、或るいは学部ばかり殖すとこういう傾向があるが、この点はどういうふうにお考えになつておられますか。
笑い話がありますが、駅弁のある所には国立大学がある、こんなに国立大学のある所は世界中どこに行つてもありませんが、これをむしろ或る程度内容を整備して、それぞれの大学に特色を持たして行くというふうな方向に進むべきであると私は思うのでありますが、文部省の関係におきましては却つて数ばかり殖やす、或るいは学部ばかり殖すとこういう傾向があるが、この点はどういうふうにお考えになつておられますか。
○政府委員(小幡靖君) 先程申上げました五十二を三十三にするという案は、私そのことを本多國務大臣に申上げたのでありまして、本多國務大臣としては、これでは却つて数が減るから地方民に不便を感じさせる、むしろそれよりも地方に移讓してしまつた方がよいのじやないか、それに対してはこういう御意見であつたのでありますが、私としては勿論地方民の便宜という点を考えれば、数の多い方が便宜であろう、一方において行政整理という
又助産婦保健婦看護婦法案については、助産婦の教育程度をこのように引上げると却つて数の不足を來しはしないかという問に対しまして、未だ若干の猶予期間もありまするし、その間に十分この法律の趣旨の徹底をせしめて、その人を得ることに努めたいとの答えがありました。