1954-04-12 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第34号
これにつきまして、政府としては、まあ国税移管という大きい筋に変りがなく、又大体税収というものが、これは今までの積算方法によつてやりますと、大蔵省のほうでやりまするものによると、細かい数字は今わかりませんが、大体一応百四十五億ぐらいの収入と考えるのでありますが、併し一方、よく料金が下ると入場者が殖えて来るといつたような問題等もあつて、衆議院でこれはちよつと問題が出たくらいで、いや却つて増収になりますよなんて
これにつきまして、政府としては、まあ国税移管という大きい筋に変りがなく、又大体税収というものが、これは今までの積算方法によつてやりますと、大蔵省のほうでやりまするものによると、細かい数字は今わかりませんが、大体一応百四十五億ぐらいの収入と考えるのでありますが、併し一方、よく料金が下ると入場者が殖えて来るといつたような問題等もあつて、衆議院でこれはちよつと問題が出たくらいで、いや却つて増収になりますよなんて
最近の実例でございますが、どの町村でも農家の納めておる市町村民税とそれから俸給生活者の納税しておる市町民税とが非常に不均衡になつていることさえも言われておるくらいなんでございまして、農家或いはその他の零細な所得者の多い町村におきましては、基礎控除額の引上げによりまして、却つて増収にならずに激減して来るという現象があるわけでございまして、それらの点も十分お調べの上で市町村民税が増収になると自治庁のほうでは
そういうところに一つ思い切つて減税をされて税率を下げられたら、減収じやなくて、却つて朗らかに皆が正直な申告をして納税をして行く、そうして国庫の收入として却つて増収が生れるであろうということは今度酒の税金を減らしても、收入の減少を見込まないで予算に組んにおられる、これと同じ結果が生れるのじやないか。