1954-08-19 第19回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第2号
迂閥に認めることにいたしますると、他に波及するところが大きくて、却つてバランスを失しまして公平にならないという問題もございますので、この問題は今までの検討の結果は、取扱におきましても、立法におきましても相当慎重を要する、こういうようなわけでございますが、なお併し、相当熱烈な要望もございますので、十分研究をしてみたいと考えております。
迂閥に認めることにいたしますると、他に波及するところが大きくて、却つてバランスを失しまして公平にならないという問題もございますので、この問題は今までの検討の結果は、取扱におきましても、立法におきましても相当慎重を要する、こういうようなわけでございますが、なお併し、相当熱烈な要望もございますので、十分研究をしてみたいと考えております。
かくて質疑を終局し、討論に入りましたところ、湯山委員より、日本社会党第四控室を代表して、この予算案は当然措置すべきものを措置せず、且つ措置されているものは却つてバランスを乱すものであつて、政府の不見識の結果に基くものである等の理由を挙げて反対、高橋委員より自由党を代表して、この予算案は法律の要請に基く当然の措置であり、財源調達に当つても既定予算の不用節約額を以て充てている等の理由を挙げて賛成、松澤委員
それに対しましてやはり従業員の労働におきましても、その公益性の高い事業に従事しておる建前から、やはりそれ相応の制約を受けることが、これはやはり当然かと思つておるのでございまして、そこで却つてバランスがとれるというふうに我々としては考えておる次第でございます。
それから産業別につきましてはいろいろ需用の構成等もありまして、まあ比較的電力を余計消費します産業が重要産業だ、といろいろ称されておりますが、そういうことで、そういうふうな大口の特別に電力を使います産業を、制限を著しく緩和いたしますと、逆の漏れた産業は非常な制限を食うことになりますので、却つてバランスを失すると思いますので、その辺はもう少し均衡をとりました制限をして行かないといけないと考えます。
これはどこも意見の問題でありまして、私は今研究も深くはしておりませんから断乎たることはできませんですが、当時初めから言われておりましたのは大選挙区にするというと全國的に連絡の深い人たちが特に選ばれて、却つてバランスを壞す、こういう議論になりまして、これは事によりますと、少しはそういう意味が結果において現われておるかも知れんのでありますけれども、私自身の考えから言えば、國民全体の中においていわば勢力の