2020-06-04 第201回国会 参議院 総務委員会 第17号
とりわけ、新型感染症のように外出もままならず介助を期待することが困難な状況では、人と人との物理的な接触を行うことなく即時双方向のコミュニケーションを円滑に行うことができる電話は一層重要でございます。このため、今後の社会におきましても、聴覚や発話に障害のある方の電話の円滑な利用を可能とする電話リレーサービスを実現する本法案は極めて有意義であると考えております。
とりわけ、新型感染症のように外出もままならず介助を期待することが困難な状況では、人と人との物理的な接触を行うことなく即時双方向のコミュニケーションを円滑に行うことができる電話は一層重要でございます。このため、今後の社会におきましても、聴覚や発話に障害のある方の電話の円滑な利用を可能とする電話リレーサービスを実現する本法案は極めて有意義であると考えております。
そこで、聴覚障害者の発信する手話や文字を通訳が音声で聴者に伝えることで即時双方向につなぐことができる画期的な仕組みが電話リレーサービスでございます。このほど、総務省の検討会におきまして、この電話リレーサービスを公共インフラとする考えをまとめられました。
したがいまして、郵便と電話との関係は、料金の立て方にもよりますけれども、まあ現物性という郵便の使命、それから即時双方向性という電話の使命、それぞれ異なった領域での発展をしていくものというふうに考えて差し支えないのではないかというふうに私どもは考えております。