1948-12-06 第4回国会 衆議院 本会議 第4号
このことは、実に今後の國会の権威を守る上において危険であると、議院運営委員会において議論が集中をいたしまして、小澤君並びに私たちは、これに裁判官あるいは裁判所が関與すべきことを大いに主張し、遂に現在の國会法の條文のごとく、所轄の裁判所または裁判官の手を通じて、裁判官が逮捕の必要ありとし逮捕の令状を発行しようとする以前に、内閣に対して許諾を求められんことの要求をする手続をとらしたのであります。
このことは、実に今後の國会の権威を守る上において危険であると、議院運営委員会において議論が集中をいたしまして、小澤君並びに私たちは、これに裁判官あるいは裁判所が関與すべきことを大いに主張し、遂に現在の國会法の條文のごとく、所轄の裁判所または裁判官の手を通じて、裁判官が逮捕の必要ありとし逮捕の令状を発行しようとする以前に、内閣に対して許諾を求められんことの要求をする手続をとらしたのであります。
たとえば、その大部分の根拠が岡氏の供述によつたと思われるのでありますが、岡氏は、すでにみずから偽名を用いたということを告白されており、また芦田氏ら三氏のお話によりましても、岡氏の人格については相当疑問を抱かざるを得ないのでありまして、かような人物の証言のみを基礎といたしまして判断することの、いかに危険であるかということは、自明の理であると存ずるのであります。
そこで政府は、すでに日本の國力は縮小されまして、非常に政府の経済面においても縮小せざるを得ないような面におきましては、無駄な設備を省いて、印刷に無駄な紙を使い、無駄な経費を使い、國民又インフレのために十万円ポケツトに入れれば大体半分は掏摸に取られるというような危険にさらされておる。政府はこれを四分の一位の名刺型位の印刷に変えたならば、年間に百円札の印刷代だけで二十五億五千万円の倹約ができます。
私共は審議をいたしまする前に、先ず原文に基いてその否ならば否ということを判定しておるのでありまして、それを途中で、而も指摘されてから正誤表を以てこれを逃げる、こういうようなことでありましたならば、仮に今日これを審議いたして私共が修正するといたしましても、又もや正誤表で出て來る危険が極みてある。
仮にここの委員会で決定に到達したといたしましても、今のようなやり方を政府がやるならば、この委員会の決定のものを更に正誤表だというようなことで條文を新たに附加えて見上り、或いは削除して見たり、そういうことをやる危険がある。そういうだらしない政府だと思うからこそ、やかましく言うのです。実に責任を解しないのです。政府のやり方は……。
えなければならんのじやないかと思うのでございまして、この点は、実際の政治の見地からしましても解散ということを認めませんと、内閣が総辞職をした場合には、衆議院の改選期までの間に、場合によつては、誰が組閣しても政局の不安定を免れないという場合も生じましようし、或いは又小党分立の場合においては、政権争奪のために政党の離合集散が、選挙民の意思を離れて行われるというふうなことは、全く明朗な民主政治を堕落させる危険
次に請願第二百四十六号、留萌港しゆんせつ工事施行に関する請願でありますが、要旨は北海道留萌港は昭和十六年の浚渫以來放置をせられました結果、港内に土砂の堆積甚だしく、夜間のごときは小型船舶の航行すら危険な状態にあるのでありますから、速かに浚渫工事を施行されたいというのであります。
その次には、この企業のうちの黒字を生む採算上非常に有利な事業を独占資本が制覇することによつて、たとえば通信部門に見えるごとく、通信資材の外資への結びつき、あるいは通信資材の規格の面における外國依存というような形で、この独占資本の制覇、重要企業の買弁化への第一歩になる危険があると思うのであります。
從つて、そういう面でかりに農業協同組合をつくつてみる、ほかの農村の振興を考えてみましたところで、そこに経済上の非常な優勢なものと劣勢なものが出て來る、こういうようなことで何かの仕儀でまた土地の兼併が行われるというような危険性を持つであろうし、経済上の附帯権力というものが一つの仕事をすることによつて、依然として農村に残るであろうということも十分われわれは現在見ておる。
しかし労働者にとつて非常に不利益な、いわば労働者の権益をほとんど剥奪するような関係において、でき上つておる條項なら、それがあいまいであればあるほど、それだけ危険の度が大きいのであります。ことにこれを三つにわけてという御説明において、いわゆる罷業、怠業、並びにその指揮に服せざる、いわゆる業務管理というような関係のことをさすということでありましたが、そうであるならば、なぜそういうふうに明記されないか。
今爲替一本レートを設定することは、レートの如何にもよりまするけれども、非常に危険であると思つておる矢先、貿易長官は非常に妥当な御意見を又新聞で発表されたので、私はさすがに貿易長官玄人であると、敬服しておつたのでありまするが、又昨今爲替一本レートを至急にやろうというようなことが事務方面、理論家方面から出ておりますので、爲替一本レートも非常に結構であるが、一体爲替一本レートを政府当局、或いは関係方面において
の留置場は、直出雲警察署の留置場で、僅か収容定員三十名であるのに、警察制度改革において、簸川、安濃、遍歴三郡及び出雲市含む一市二郡の國家自治警察署の留置場及び代用刑務所として使用され、留置人、拘留人の数は累年急激に増加し、昨年度においては延人員一万八百七十八名、今年度は八月までにすでに七千二百五十二名という数に上り、留置場及び代用刑務所としての機能も全く失われ、その欠陷から更に重大な犯罪を誘発する危険
從つてかような不祥事の起りましたものを契機に、あらためて——元の規則をそのまま生かすというのではなく、なお一層進んだ、そうしてまたなお選んでは生の血を輸血するような危険のものよりも進んだ乾燥血漿でありますとか、あるいはまた保存血というような進んだ医学の知識に基いて、そういうものを奬励し、日本においてもそれが行われるようになるような、積極的な意図までも含めました輸血取締りに関する法規を至急つくりたいというのが
ことに私は先ほどの東医務局長のお話を聞いて驚いたのでありますが、生の輸血をすることは、非常に危険である、從つて乾燥輸血あるいは血漿の輸血というさらに進んだものがあるのだから、それを廣めるように努力する、こういう暴言を吐かれたことについて私は非常に遺憾に思うのであります。
これはやはり國家の公務を遂行する上におきまして、危険な場合におきましてはそういう場合があります。御指摘のようにいもばかり食わされまして、そのために心身が過労して倒れたというような場合が、これに該当するものとは何人も考えないわけでありまして、こういうような場合があつてはならないことは同感であります。
○玉井委員 この百三條第二項については、実は非常に危険だと思つております。この公務員法が通ると、なわのれんみたいにたくさんぶら下つている罰則にひつかかつて、やめさせられる人が相当出て來ると思うのであります。
でありまするから、玉井さんが今御指摘になりましたような例の場合におきましては、従来勤めていた官職を不当に利用し、そこにコネクションをつけて、民間の会社に天くだるというような危険や心配がないような場合におきましては、これは排除し得る余地があろうと考えております。
その後また改良工事をいたしましたけれども、どうもおかしいと思いまして、私は専門家を連れて参りましたところが、専門家の話によれば、これではまだ危険であるということでありました。
併し生命の危険性においても、或いはその労働の過重性においても、断じて一歩もそれに劣つていないところのいわゆる海洋労務者、水産労務者諸君が勿論それぞれ一ケ年間は、漁撈の日数等の問題もありましようけれどもこれは妥当に計算をして常識上承認を求めるような方法をとればできますから、炭鉱労務者等の並みに当然加配米を頂けるような施策を政府としてはとるべきであります。
現在就航している民間業者の船舶は、極めて貧弱で、殊に五十トン以下の小型船もあり、危険を伴うから政府は業者に命じ急速に航路の強化改善を図らしめ、速かに民意に副うことが肝要であるという意見に一致し、その旨を附してこれを内閣に送付を要するものと全員一致議決いたしました。 次に海運関係の請願及び陳情を一括して申上げます。
特に春の発情期において危険なようなことがありはしないか。私は治安上又は使役の便宜上から考えても、所有者が必ず去勢するように指導監督を要すると考えておりますが、政府の御方針はどんなものであるかお伺いしたいと思うのであります。
又品種等も十分とも言えませんので、そういう危険を冒してまでやることは決して考えないのでありまして、又考えんことが無理からん話でありまして、要約によりますと、去勢するほうがずつと高く馬が賣れます。三十四年に法をつくつた時分の考え方を丸で変えたようにお話をされておりまするが、これは何らかの措置を講じなければこのままで置いておくことはいかんと思います。
問題はこれはいろいろな組合側の戰術と関連して、こういう規定が置かれたと思いますが、この規定が若し濫用せられるということになると、非常に危険なことになるので、これは第五項の規定と関連しますが、つまり若し爭議をやりますと、「任命又は雇用上の権利を以て対抗できない」という規定になつておりますが、この判断というものが非常にデリケートな問題になつており、果して裁判所でそういう問題を合理的に、公務員の立場というものを
行政、司法の権限を逸脱したような機関を設けて、それに独裁的な権限に似たような権限を與えるということは、甚だしく危険である。人事院は然らば給與或いはその他の政治活動をどの点までしていいかというようなことまで決めなければならんのでありますが、人事院の人たちは一体それだけの万能の知識を持つておるかということを考えなければならん。成る程人事院の人はよく研究するだろうけれども、その研究には限度がある。
併しその権限が余りに大きくなるということは危険であるというのでそれを制限しますと、まあ軍に勧告する程度で、公務員が実際食えるか食えないかという責任を負えないわけです。それを負えるような権限を與えるということになれば、あなたの考えから行けば、それは非常に危險だということになるわけですね。
何と言つたつて祕書官として使つた者に対して最高裁判所の裁判官がこれを更に又他に轉補させ、或いは又いい地位を與えるというような危険が十分にあると思うのです。この点について何か規定してあるのか、ないのか、ちよつとお伺いしたいと思います。
漸次、世界農産物が戰前生産の水準に回復して來ている今日、來るべき農村の恐慌に備え、單に農業協同組合の活動をもつてこれを救済せんとするがごときことは、はなはだ危険なことでございまして、さらに國家としてなすべき施策につき、農林大臣の具体的方策を承りたいのであります。
從つて漁業によりましては、相当危険を伴なう、現在定置を経営するにいたしましても、或いは船舶漁業を営むにいたしましても、何百万円、或いは何千万という金が要るわけであります。
その方策が立たないならば、しばらくこの危険な輸出農産物の生産には躊躇せざるを得ないということになりますから、すみやかにこの基本的な点をきめてもらいたいのですが、きようは貿易廳の方も農林省の方も見えておりますが、これを一体問題にしたことがあるのかどうか、どの線をとつておるのか伺いたいと思います。
○小林委員 まだ十分満足というとうろまで納得がしかねるのでありますが、ただいまの蚕糸局長のお話のように、蚕糸業が非常に重要であつて、養蚕業者その他の蚕糸関係の方々に御迷惑をかけないように差金金等竜使つて行きたい、こういうようなお考えのようでありますが、どうぞこのことをお忘れなく、政府といたしまして大蔵省あるいは安本その他と十分連絡をとりまして、今もうすでに非常に危険があるとわれわれは考えておりますが