2020-05-14 第201回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
危機対応融資制度の実績、二兆五千億円という御答弁、さきにありました。それから、西村大臣の発言についてもありまして、大臣から御答弁を先ほどいただいておりますが、コミットメントライン、日銀で数字をちょっといただいて見たところ、かなり昨年の三月期と比べて、今年の三月期、三月末比べると、契約額で一一四%、利用額で一三七%と、やっぱりかなり増えているという実績が数字からも分かります。
危機対応融資制度の実績、二兆五千億円という御答弁、さきにありました。それから、西村大臣の発言についてもありまして、大臣から御答弁を先ほどいただいておりますが、コミットメントライン、日銀で数字をちょっといただいて見たところ、かなり昨年の三月期と比べて、今年の三月期、三月末比べると、契約額で一一四%、利用額で一三七%と、やっぱりかなり増えているという実績が数字からも分かります。
検討会の提言では、この危機対応業務の発動をリーマン・ショックや大規模災害時の真の危機に限定するべきだというふうにされておりまして、こうした真の危機のときには、しっかりその実施状況をモニタリングしながらこの危機対応融資制度を運用していきたいというふうに思っています。
今回の不正は、商工中金において、危機対応融資制度を不適切に運用し、それを組織として防げなかったという、商工中金のビジネスモデルとガバナンスの問題から生じたものと認識しており、政府としても重く受け止めています。商工中金は、問題を根絶し解体的出直しをすることが必要不可欠であり、政府として業務改善命令を発出し、外部人材の登用を含めた新たな経営体制の構築などを求めています。
実際にその危機対応融資制度をしっかりと活用をして、そして何とか立ち直りたいんだと、あるいはきちっと健全な企業活動に戻りたいんだ、そういうもう本当に至極真っ当な企業関係者の皆様方はそういう形でこの制度を利用されている方がほとんどだというふうに思います。
商工中金の不正の貸付けの問題につきましては、もう皆様よく御存じかと思いますが、融資実績を増やそうと、経営が悪化した企業支援のために危機対応融資制度を濫用して、本来は融資対象にならない企業に対しましてこれまで分かっているだけでおよそ二百億円資金を貸し付けたと、融資できるようにしているということでございます。
この状況に対応するためにいろんな金融支援等々が検討されているところなんですが、一つには、やっぱり危機対応融資制度ですね。リーマン・ショックに対して創設をされたものでありますが、ここをやっぱり上限二十億とかいうんじゃなくて拡充をして、被災地も当然ですが、その被災地の取引先の企業にまで拡大をするような、こういう対応を是非してもらいたいと。
私が聞いたのは、危機対応融資制度についての拡充についての話を聞いたんですが、どうですかね。