1948-12-08 第4回国会 衆議院 農林委員会 第4号
、他面食糧事情の緩和は繭の増産に影響をもたらし、本年の産繭は政府の樹立した生産計画を突破するの実情にあり、また生糸の生産も好調を続け、蚕糸業も復興の緒につかんとする時に際し、日本経済の確立をはかるため対米為替レート設定の議が起りつつあり、これが円との比率並びに為替レート設定の時期について、その決定いかんによりては養蚕業者は繭の生産不能に陷り、製糸業者は繰業不可能に陷ることは必至にして、蚕糸業破局の危機
、他面食糧事情の緩和は繭の増産に影響をもたらし、本年の産繭は政府の樹立した生産計画を突破するの実情にあり、また生糸の生産も好調を続け、蚕糸業も復興の緒につかんとする時に際し、日本経済の確立をはかるため対米為替レート設定の議が起りつつあり、これが円との比率並びに為替レート設定の時期について、その決定いかんによりては養蚕業者は繭の生産不能に陷り、製糸業者は繰業不可能に陷ることは必至にして、蚕糸業破局の危機
(拍手)殊に今日の経済危機の現状においては、この方策にあらざれば到底日本経済の立直りは不可能なりと固く信じておるものであります。(拍手)総理においては地方大会等の演説会におきまして、しばしば修正資本主義はナンセンスだとか、或いは「ぬえ」的議論だというようなことを唱えられておるように新聞紙上で承わつております。果して然らば本員の甚だ遺憾と存ずるところであります。
政界、財界、官界の一切を腐敗せしめ、日本民族の独立を危機に陥れ、日本の産業の復興その他につきましても最も大きな障害をなしておる重大なる事件である。かかる事件にして、もし議会においてこの逮捕を拒否するならば、議会に対して全人民が最も憎悪すべきものとみなし、これに対しての信頼を喪失せしむることは明らかである。
しかし現下の不漁に伴つたところのいわしあぐり漁業、あるいはかつお、まぐろ漁業、並びに漁区の関係から重大な危機に臨んでおる機船底曳漁業、なお定置漁業もその一つに加わりますが、これらの漁業の状態は、設備資金よりも運轉資金を最も緊急に必要としておるのであります。ところがこの運轉資金につきましては、復金においてもこれが融資の道は困難なのであります。
これが大体の状況でありまして、この辺からも危機が傳えられている。ある人にいわせるならば、満州の失陷よりもむしろ上海方面における経済財政政策の失敗の方がより大きな影響を政府側に與えているのではないか、かように言う向きもあるのであります。これに対しまして一つ問題になりますのは、米國の対華援助であります。
もつともこのためには労働時間であるとか、あるいは單位時間における能率を増進させなければならぬのでありますが、こういう労働時間あるいは單位時間における能率の向上というようなことをはからなければ、今日の経済危機はとうてい私は乘り切ることができないと考えるのであります。
本請願の要旨は、松江城は昭和十年五月國宝に指定され、現在全國的に徳川時代における築城の精華であると信ずるが、三百四十年を経過し、土台・石畳及び天守閣は大きく傾いて崩壊の危機にある。ついてはすみやかに本城を改築されたいというのであります。
○羽仁五郎君 今伺いましてもこの本改正案に対して各党それぞれ反対であるということを伺つたのですが、然らばどうかこの委員会においてこの改正案を否決せられんことを私は希望しますつ現在の民主主義は危機に立つておるといつても差支ない。御承知のようにこういう占領下にある國民がただ唯一の希望を掛けておるところはこの國会です。而も占領政策において最大限に自主性の認められておるのもこの國会であります。
そういうことが今日の我々國民大衆の非常な生活危機とは不可分なんであります。我々はこういう根本的な点から反対するのであります。更にこれは單にこの問題ばかりでなく、金融制度の改悪にいたしましても、或いは又その他独占價格の成立、一切がこういう民主自由党或いは現在の独占資本家の一般的の方向と一致しておるのであります。(笑声) 最後に、こういうような日本経済の持つて行き方の結果が一体日本をどこに導くか。
○鈴木(正)政府委員 現在の労働運動の実態が——先ほど申しました一般的の希望として、またわれわれの到達すべき理想として、そういう点を理想とするのであるけれども、この二つの企業の推移、また現在立つておる関係上、それから現在までの労働運動の経過、いろいろの点から考えますると、やはりこの公共の福祉をいかなる場合にも守つて、危機を切り抜けて行くことのためには、十七條、十八條というふうな規定が必要になつて來たのだと
これは憲法問題と関連して、日本の民主主義の非常に大きな危機だ。そういう意味におきまして私は、暫時休憩を要求しまして、われわれの態度をきめたいと思います。暫時休憩せられんことを要求いたします。
そういう点から考えまして、第一にはこの問題の起りました原因が、終戰後の日本の経済的、食糧的の危機に起つたもので、そうして当時の日本におけ人道の頽廃なり、官公吏の非人道性の一つの現われの、歴史的、模範的な現われとでも申しますか、というようなものではないか、これは詳しく申しますと、統計その他でいろいろと現われておると存じまするが、そういう問題から只今お話もありましたが、いわゆる浮浪者狩りをやる、そうしてそれを
しかしこの生産組合というものは——だんだん触れて参りますが、すでに現在のわが國経済の段階が資本主義の高度的危機にあるいうこと、その圧力が漁業に影響して参りまして——高度的危機とはわれわれの言う言葉でダ他面から言えば資本主義の再編成過程にあるということです。
また今日におきまして國民が一番苦しんでおることは、ことに都会地においても、農村においても、もう税金が拂えなくて差押えを食つておるというようなことは、歳末とともに全國的な大問題であり、危機に直面しております。その根本を尋ねてみると、こういう官業をやつたり、役人その他に費用がいつて、それが國の財政の大半以上を占めて、そのためにまわりまわつてだれが苦しむか。八千万國民がみな苦んでおる。
昭和二十三年十一月二十四日(水曜日) 議事日程 第十八号 午後一時開議 第一 自由討議 ————————————— ●本日の会議に付した事件 寒冷地における煖房手当並びに寒冷地手当支給に関する決議案(小川原政信君外三十五名提出) 衆議院議員選挙法第十二條の特例等に関する法律等の一部を改正する法律案(地方行政委員長提出) 中小企業危機突破に関する緊急質問(笹口晃君提出) 公團及
すなわちこの際、笹口晃君提出、中小企業危機突破に関する緊急質問、辻井民之助君提出、公園及び地方公共企業体の労働組合に関する緊急質問、野上健次君提出、中央並びに地方檢察官の業務執行に関する緊急質問を逐次許可されんことを望みます。
この中小商工業に從事いたします中小商工業者の課税に対する問題でありますが、中小商工業は、実情を無視した重税のために、まさに崩壞の一歩手前の危機に直面しておるといつても、あえて過言ではないと私は考えるのであります。最近の歴代政府は、財政需要に対して、ただ安易なるところの増税以外の策をとらず、今日の窮状に導いたと私は考えるのであります。
狭小なる國土に八千万という多くの人口をかかえ、一方これを養う生産が伴わず、縮小生産を続け、またインフレは停止せず、今や日本は経済危機に直面して來ているのであります。これに対して、いかなる方途によつて経済再建を行うつもりであるか、今日まで、これに対して、確たる根本的方針を政府は樹立し発表していないのであります。
日本の將來の食生活というものは非常に重大な危機に直面しておるのでありまして、平和國家、文化國家の日本が外國に食糧を依存することは間違いだと思つております。民主自由党は、今日外國から食糧がどんどん入つて來るから、日本の農業経営はどうでもよいじやないかというかもしれないが、そういう將來の日本の農業立國というものはあり得ないと思う。
○平田政府委員 畜産振興の方針といたしましては、昨年來すでにその振興対策は樹立されておるのでありまして、終戰後における家畜の減少、むしろ畜産の危機を打開してこれを振興いたし、さらに農業経営の合理化、農業経済の安定という面から、有畜農業の採用によつて農業生産力を高め、また國民栄養食糧の確保という見地から、食生活の改善のために畜産農業の振興をはかり、さらにまた輸送力の挽牛馬等の関係によつて豚を畜産の方面
今日経済の危機は、いまだ解消してはおりません。政治の空白が生む経済不安の増大の可能性について、首相は、党利党略を離れ、眞剣に考えて後、解散論を振りまわしておられるかどうか、疑いなきを得ないのであります。
私はこれらの問題を考え合せまして、どうかこのような世界の民主的な世論に反するような、または國民の生活を危機に陷れるような法案は、終対に本國会を通過させていただきたくはない、どうかこれを全力をもつて各議員の方々が阻止していただきたいということを、特にお願いしたいと思うものであります。
そうしてこの冬の電力危機というものがますますひどくなろうとしておる。こういう事態を実際に復活し、復興して、皆さんのところへ電氣が送れるというためには、われわれ労働者の、働き得る條件が整えられない限りは、絶対だめにだと思うのであります。