1949-04-30 第5回国会 衆議院 商工委員会 第9号
この負担と犠牲を強行すればわが國の中小企業は破滅の危機に直面する。ひいてはわが國の経済再建に大きな支障を來すことになるのであります。つきましてはこの中小企業の保護、育成のために、復興金融金庫が廃止されました後におきましては、何か中小企業金融金庫というようなものを設置してもらつて、融資方面に万全を期して、中小企業に対する税を緩和する。
この負担と犠牲を強行すればわが國の中小企業は破滅の危機に直面する。ひいてはわが國の経済再建に大きな支障を來すことになるのであります。つきましてはこの中小企業の保護、育成のために、復興金融金庫が廃止されました後におきましては、何か中小企業金融金庫というようなものを設置してもらつて、融資方面に万全を期して、中小企業に対する税を緩和する。
まつたく営業の危機に当面しておりますが、賠償價格引上げ改訂等についての御意見がありましたら、この際お漏らし願いたいと思います。
しかるに最近の社会的、経済的な急激な変化によつて、ことに保險経済の逼迫によつて、今や健康保險は崩壊の危機に直面して参つたのであります。健康保險が円滑に運営されておりました昭和三年より十年の間の期間と、この昭和二十三年とを比較いたしますると、保險料の基礎となる標準報酬、すなわち賃金は、約百七十倍の増加を示しておるにすぎないのでありますが、医療費は実に四百五十倍以上の増加を示しておるのであります。
それによりまして、保險経済というものは危機に瀕しておる。医療費の高騰が、保健経済の一つの危機をもたらしたところの原因であるということが言われております。しかし医療費の高騰ということを考えまする場合に、その前に考えなければならないものに、医薬品の高騰があると思います。
健康保險制度におきましては、第二回國会において法律が改正され、又社会保險診療報酬支拂基金法が制定されまして、保險診療の円滑化が図られ、それ以來、被保險者の経済生活の逼迫と、他面において診療担当者の全面的協力等によりまして、保險診療の件数及び金額の異常な上昇を來しまして、保險経済の危機を招いておる現状であります。
本法律案提案の趣旨は以上の通りでございますが、一面において農業協同組合の現状は、公職追放その他いろいろな関係からいたしまして、事業面、更に経理面において、從來のごとき練達堪能な人が少く、或る意味におきましては、現在はその最大の危機とも言われておるようなときでありまして、外部からも或いは又内部からも監査機能の充実が痛感されておる実情でありますので、委員会の審議に際しましては、現行法の廃止それ自体は別段異論
なおかつ、診察料を拂わねば医療を受けることができないという結果は病人の病気を長引かせ、また病状を重くいたしまして、不慮の災害を起し、家庭の不幸を起し、ひいてはまた実質的に医療費の増大をかもして、かえつて自己負担をするために保險財政の危機を招くやもはかりがたいのであります。
健康保險の制度は、昨年八月に法律が改正され、また社会保險診療報酬支拂基金法が制定されて、保險診療の円滑化がはかられて参つたのでありますが、以來被保險者の経済生活の逼迫と、他面診療担当者の全面的協力とにより、保險診療件数及び金額の異常な上昇を來し、保險経済は崩壊の危機に陥つたのであります。
しかしながら多くの零細なる飲食店業者は、主として失業者であつたり、あるいは引揚者であつたり、そのほかいろいろ不遇な立場にありまして、ささやかな元手をもつて生業を営んでいる者が多いのでありまして、これらの大多数の業者に対する現在の課税にいたしましても、非常な重税でありまして、そのためにほんとうに業の成り立たない危機に、業界のほとんど大半が追い詰められている状況にあります。
○矢野酉雄君 これを途中に出すとか、劈頭に出すとか言つても、そう特別に法案を重視するとか、軽視するとかいうような差等はないようだけれども、僕は文教危機に関する決議案というのは、実は今日の冒頭にでも持つて行つて貰つて、全体一致で可決賛同を頂きたいというくらいに、日本文化國家の重大問題だと思つております。
そういう関係からいたしまして、病院の経営費や事務費、また医師そのものの生活費に対して、医薬材料の途方もない値上りが非常に大きな重圧となつて、これが医療給付内容そのものの低下となつたり、また給付一件單價の値上りを來しまして、保険財政の危機を招來し、國民保険が麻痺状態となろうとする原因も多くこの点に見られるではないかというふうにも考えられるのであります。
健康保險制度におきましては、昨年八月に法律が改正され、また社会保險診療報酬支拂基金法が制定いたされまして、保險診療の円滑化がはかられた次第でありますが、それ以來被保険者の経済生活の逼迫と他面診療担当者の全面的協力等によりまして、保險診療の件数及び金額の異状な上昇を來しまして、保險経済の危機を招いている現状であります。
さらに中小企業体におきましては、九原則その他の実施により育て、今や崩壞の危機に当面しておるというのが、日本の中小企業のあらゆる場面における状態であります。さらにまた農民大衆は、税金が増額されましたので、それに追われまして、零細農業といわれる日本の農業の経営が、非常な困却に陷つておるという状態であります。
よつて衆議院は、現下の経済危機打開のため、政府関係支拂促進の喫緊なることを認め、左の措置を急速にとることを決議する。 一、政府の責任において、一箇月以内に政府関係債務の支拂澁滞を一掃すること。 二、政府関係債務履行状況を調査し、併せて支拂促進と官規の振粛を図るため、特別の調査委員会を本院に設置すること。 右決議する。 以上でございます。
願わくば日本の國会は、ポツダム宣言は日本國民の自由に表明した意思を最も尊重しているのだということを、従つてまた國会の独自性と権威についてあらためて確認し、どのような困難が前途に横たわろうとも、本決議案の趣旨を実行に移して國民の悲痛な要望にこたえ、教育の未曽有の危機を救うという、祖國の歴史が今日本の國会に課しておるところの最大の民族的な責務を果たすべき確固とした決意をもたるることである。
しかるに本年度予算におきまして、教育費は大幅に削減され、中でも六・三制の新築費は文部省の要求額が全額削除されましたため、六・三制は重大な危機に直面いたしまして、全國民の関心の的と相なつたのであります。
前に一度申上げたというのでございますが、健康保險の今日の保險経済は、この制度創立以來の大きな危機になつておるのでございまして、二十三年度におきましては、遂にその官署におきまして、医療給付の金を拂い切れなかつたというような状態に立至つたのでございます。
健康保險制度におきましては、昨年八月に法律が改正され、又社会保險診療報酬支拂基金法が制定いたされまして、保險診療の円滑化が図られた次第でありますが、それ以來被保險者の経済生活の逼迫と、他面診療担当者の全面的協力等によりまして、保險診療の件数及び金額の異状な上昇を來しまして、保險経済の危機を招いておる現状であります。
從いまして一時間で行けるところの輸送が、或いは一時間半、そういう長時間を要するばかりでなしに、すでに全面的に機関車は老朽化し、鉄道、橋梁は想像以上に傷んでおり、輸送の危機が迫つておるところのときに、これに対するところの根本的な何らの方途も講ぜられない。そうしてそれらの改善によるところの能率化を何ら積極的に考えない。
非常な危機がこの五、六月ごろにあるのではないかという関係團体方面の強い意見があるわけです。ですから、どうしても一方予算の方も相当削減されておるのですし、農村の現状を維持するためといたしましても、やはりかなりの資金の需給計画を立てて、はつきりとしたわくをつくつて、どこから出すということを明瞭にしてやらないと、非常な問題が起るのではないかと思う。
すなわち、さきに昭和二十二年九月十一日付連合國最高司令官から日米政府あて政府支出の削減に関する覚書に伴いまして、当時政府がやみ價格と不当な高賃金による支拂いから免れ得て財政の危機を突破し得るよう、第一回國会においてこの法律が制定せられたのであります。
工業がこれによつて発達はしても、植民地化していないのみならず、外國と競爭をして、外國の例えば紡績にしても、その他にしても、日本の工業のために押されるという結果にはなつたのですけれども、日本の工業がそのために外國の工業によつて抑えられるという結果にはならなかつたのですから、我々日本人の能力を信用して、工業的に能力を信用する以上は、外資が入つて來たからといつて植民地化するという虞れは全然ない、現在の経済危機
然らば地方財政の行詰りを破綻寸前においてこれを救うために延いては又國家財政のやがて來るであろう最惡の危機を避けるために、本法案に對して反対をいたすものであります。
○林屋亀次郎君 過日來吉田総理並びに大藏大臣は、しばしばいずれの委員会或いは本会議におきましても、この五・六月頃、ショープ博士の來朝を機会に何らか善処する、又この危機を脱するというようなことを仰せられているのでありまするが、然らば地方と中央とのバランスの取れた立案材料等はすでに用意ができているのでありまするか、一應承わりたいのであります。
昭和二十二年九月十二日付連合國最高司令官からの日本政府宛政府支出の削減に関する覚書の発生に伴いまして、政府は闇價格と不当な高賃金による支拂から免れ、直面している財政の危機を打開突破しようと異常な決意を以て同年十二月第一回國会に法律案を提出し御審議並びに議決を得まして、この法律を制定せられましたことは御承知の通りでありまして、政府は爾來一年余りこの法律の円滑な運用につきまして非常な努力をいたして参つておりますが
昭和二十二年九月十二日付連合國最高司令官からの日本政府あて政府支出の削減に関する覚書の発出に伴いまして、政府はやみ價格と不当な高賃金による支拂いから免れ、直面している財政の危機を打開突破しようという異常な決意をもつて、同年十二月第一回國会に法律案を提出し、御審議並びに議決を得まして、この法律を制定せられましたことは御承知の通りでありまして、政府は爾來一年余りこの法律の円滑な運用につきまして非常な努力
もちろん理想といたしましては、十五万個の開設が望ましいのでありますけれども、今申し上げました通り、建設のわくがずつと減つておりまするから、今年度だけで仕上げるのを、本年度と來年度で仕上げるよりほかに道がないという事情でありまして、これによつてただちに逓信事業が壊滅の危機に瀕するとか、あるいは逓信事業が不可能になるということはもちろんないのでありまして、御指摘のありました通り、すでに電話の諸機械というものが