1950-12-02 第9回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
それからもう一つ、今日ではないのですが、お願いしますが、主として地方公務員法というものが、アメリカが主たる占領國である関係からアメリリカの制度が非常に参考にされているつと思いますが、この民主的な基盤としての実際桁違いのアメリカのような富のある所と日本とは実際いろいろな点が相違していると思うわけであります。
それからもう一つ、今日ではないのですが、お願いしますが、主として地方公務員法というものが、アメリカが主たる占領國である関係からアメリリカの制度が非常に参考にされているつと思いますが、この民主的な基盤としての実際桁違いのアメリカのような富のある所と日本とは実際いろいろな点が相違していると思うわけであります。
観光部長の御答弁にあります通り、現在の観光客は、いろいろな面から、何と申しましても、占領國なるがために、制約を受けております。從いまして、戰前の比率でそのまま宣傳費を出すということは、ややむだになるという危險がございます。この点に関しまして過去の資料がございましたら、簡單に御答弁をお願いしたいと思います。
而もそれらの海運國は日本の占領國である。それが非常に強い日本海運の復興に対する競爭相手國と、こういうふうな状況下において、どうすれば日本海運を育成して行くか。その日本海運の維持のために船舶運営会というものがどういう役割を演じて行くかということも併せて御了解置きを願いたい事項であると、かように考えているのであります。
すなわちあくまでも占領國、被占領國というような立場でなくて、個人同志の取引というものを要求しておるのであります。それに対して貿易廳の方では、みずから責任を負いそうな問題になると必ず回避する、そういうようなことを言つております。
今年度の石炭生産の目標は、御存じの通り四千二百萬トンでございますが、この大手筋の村木さんのお話しによると、四千二百萬トンでも飽和状態にやるということは、これはいわゆる日本人的の考えでございまして、日本人が四千二百萬トン掘れと言つたのではなくて、我々は被占領國民として至上命令的の四千二百萬トンであつて、日本人がこれを使うのか、アメリカ人が使うのか、イギリス人が使うのか、この数字については我々はよく分らないのであります
これが本院に御承認を求めるゆえんでありまして、決して占領國であるがために云々のごとき考えは私ども持ちませんので、政府の責任においてこれをいたしたわけであります。 なお詳細のことにつきましては所管の大藏大臣よりお答えすることにいたします。(拍手) 〔國務大臣池田勇人君登壇〕
○殖田國務大臣 この了解事項でありますが、了解事項は占領國と被占領國の立場からして、当然の事実を明らかにしたものであると解釈をいたしております。
占領國家としてやむを得ない事情があるとは存じますが、民主主義議会において、この委員会が成案を得た場合においては、これを忠実に関係方面に具陳してこそ、初めて委員会の存立が成立つものであり、議会政治が満足に運営されるものと私は考えておるものであります。
從つてこれに代るべき取締は、被占領國としていわゆる連合國のプレス・コードによつて現在において取締られる可能性があるように考えますが、どうでしようか。
占領國内において関係諸國の重要なる人達の名前を申述べていけないというようなことは、我々は制限を受けておらないと思います。堂々と我々が要求することを述べて差支えないと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
併し占領國というのに、これは占領國というのは連合國の占領國である。一つではないということもはつきりして置く必要があると思うのであります。
極力これは避けなければなりませんので、関係方面とも交渉いたしまして――檢閲をするということはもちろん占領國の権限でありますけれども、檢閲の時間を短縮してもらうように、常に関係方面とも交渉いたしております。その結果せんだつて速達郵便に関しては、少くとも午前中に申し込んだのは、その日に配達ができるように檢閲してもらうような便宜をはかつていただきまして、これは現実に行つております。
すなわち被占領國でありますから、主権國家間の協定というような形においてこの義務が課されるということは、われわれも今問題にはなし得ないところであります。しかしある程度の援助を受けておりますときに、事実上何らか相当範囲における義務を実際上において課されるかどうか。こういう点が今回の援助資金特別会計の設定等に関連いたし出して、できればわれわれも知りたいと思います。
これは日本国民に対しまして、被占領國であるとは申しましても、できるだけ日本人自身の総意を盛り込んだ政治をして行けるようにする。これか日本の民主主義発達の方向あると思うのでありますが、次第にこれと逆の方向に向いつつある。もとよりこの責任は日本の歴代の政府がみずから立ち上ろうとする政策を持ち得ずして、いたずらに外國に頼ろうとした政策が、このような傾向を強めて来たと考えるのであります。
そこでこの血路を通じまして、日本経済が敗戦後占領國とはいいながら、どういう方向に向つて向けられて行くのであるか、言いかえますと、この財政計画、つまり日本経済の世界経済に対します一連の指標は、どういうふうに一体向けられなければならぬかということを、池田大藏大臣はお考えになつておるかどうか、この点を大きな構想におきまして、別な観点から十分の御説明をいただいて、將來の参考にいたしたいと思います。
私は國際的な義務は國際的なとりきめ、もしくは占領下における日本としては占領國の日本政府に対する覚書、そういうものに書かなければ、日本政府を拘束する目的は達し得られないのではないかと思います。
從つて被占領國家自体における十年、二十年の國家復興の長期計画と、占領軍の経済政策とは、相当食い違いを生ずるのであります。占領軍の経済政策が一体いかなる感覚において進められておるかということは、寡聞にして存じません。
しかしながら、われわれはこの占領軍の占領政策というものに対しましては、日本の立場として、この事態を被占領國としての立場において、これを十分認識して参らなければならぬと思うのであります。
主たる占領國として、米國は、我々を眞の民主國家として立直らせるために、又飢及び疾病の防止、産業及び通商の回復その他総じて戰爭によつて荒廃した我が國経済の再建を助成するために、常に先頭に立つて盡力を惜しまないのであります。又我が國は、我が國民の引揚のため米國船舶の貸與を受けて参つたのみならず、その促進のためにも同國から多大の好意的援助を受けているのであります。
米國は、主たる占領國として、占領政策の設定と実施とに当つては、主導的な立場にあり、しかも、同國政府及び同國民がわが國の復興と再建のために與えられた多大の援助に対しては、わが國民は、感謝措く能わないところである。 われわれは、この感謝の念を表現する一方法として次のことを政府に要望する。
從いまして、私どもは占領國のその占領政策に從つて、日本の政府がそれぞれの責任を負うたところの政治を忠実に行つて來ておりますことも、また事実なのであります。 しかして、この段階におきまして、私どもが平和会議の開催を望むといたしましても、私どもが外交の主導権を今発動すべき段階でないことも、また申し上げるまでもありません。
オーストラリア前首相メンジース氏は、もしわれわれが日本に責任ある政府を樹立せんとするならば、講和條約によつて戰爭状態を終熄せしめなければならない、余は長期の日本占領には不同意である、長期占領というものは、占領する方にもされる方にもあきが來て、うまく行かないものだ、占領があまり長引くと、占領國が往々にしてその責任にうみ、被占領國に不健全な結果を來すことになることは、歴史の示す通りである、と述べられておるのでありまするが
いずれにいたしましても、この憲法に牴触するかしないかという問題は、極めて重大であつて、現在被占領國でございまして、我々をしてはどうにもできない超國家的な支配者がおるわけでありますが、これが仮に我々が独立國を許されました曉におきましても、憲法に対してこれを蹂躙して行くというふうなことが起つて來るならば、極めて事重大でありまするので、この法案を審議されますときに、その点が特に、愼重に明らかにされなければならないというふうに
でありますから、被占領國民としては、我々は今日或る意味において戰時状態の下にあるのですが、その戰時的措置は最高司令官のみの権限でありまして、これらの点については我々は占領軍最高司令官の命令に服從するのでありまして、占領政策の下に民主主義と平和との建設を唯一の任務とする國会また政府としては、今のような非常手段或いは例外的な措置をなすところの立法をなすべきではないのであります。