1982-05-11 第96回国会 参議院 逓信委員会 第8号
私どもが言っているのは、博陽丸という一つの例だけじゃないんじゃないか。同じ会社の所有の船が幾つかある、そういうところについても同じようなずさんなことが、あるいは法違反、単なるずさんで済まない法律違反ともいうべきそういう問題が横行をしているんじゃないだろうか、同じ会社だから。
私どもが言っているのは、博陽丸という一つの例だけじゃないんじゃないか。同じ会社の所有の船が幾つかある、そういうところについても同じようなずさんなことが、あるいは法違反、単なるずさんで済まない法律違反ともいうべきそういう問題が横行をしているんじゃないだろうか、同じ会社だから。
しかし、それがはしなくも露呈をしてきたということで、この竹林汽船の博陽丸の問題にしましても、昨年の七月十二日のあの火災事故があったからいよいよもって紛れもなくそこにどういう人が乗っておったかということが白日のもとに出てきたということであって、火災がなければ恐らくいまのいままでわからぬままで来ておったということじゃないかとさえ言わざるを得ぬわけです。
○政府委員(田中眞三郎君) 竹林汽船株式会社所属の来島丸、玉姫丸、登陽丸及び博陽丸。この博陽丸というのは、イタリアのジェノバ港で落雷のため火災を起こしたものでございます。それから晋久汽船株式会社所属の富陽丸並びに日洋汽船株式会社所属の「すい一りん」。この六隻でございます。