1973-06-22 第71回国会 衆議院 商工委員会 第33号
○佐野(進)委員 そこで私は、幾つかの問題点がありますが、時間が迫ってまいりましたので省略いたしまして、質問を続けたいと思うのでありますが、いま一つ現地においてきわめて心配になっておる事項は、この博覧会用地の取得に関連いたしまして付近用地に対する買い占めによるところの開発の阻害、このようなことがひんぱんに行なわれつつあるわけであります。
○佐野(進)委員 そこで私は、幾つかの問題点がありますが、時間が迫ってまいりましたので省略いたしまして、質問を続けたいと思うのでありますが、いま一つ現地においてきわめて心配になっておる事項は、この博覧会用地の取得に関連いたしまして付近用地に対する買い占めによるところの開発の阻害、このようなことがひんぱんに行なわれつつあるわけであります。
地価につきましては、そのような琉球政府の指導によりまして、現在のところこの会場予定地所有者につきましては、博覧会用地として適正な価格で提供するという心証を得ておる状況でございます。具体的には、現在地目調査等を早急に急ぎまして、来月に入りましてから具体的な用地の取得折衝に入りたいという手順で進めておるというふうに聞いております。
次に、万国博覧会用地の利用計画でございますが、その自然、社会、経済的諸条件を総合的に考察いたしまして、また近畿圏整備計画、大阪地方計画等に基づきまして、北大阪地域において具体化すべき施策を勘案いたしまして、さらに万国博覧会開催の意義を記念すべく配慮を加えまして、この三百三十万平方メートルの土地の持ちます可能性が十分発揮されますような合理的利用計画の策定ということが必要と存じます。
それといま一つは、伺いますと、あの予定地に阪急不動産、それから殖産住宅などが相当広い土地を、千里山ニュータウンをつくります際に関連してでしょうが、持っておられる、こういうところが私は先にこの博覧会用地としてお考えになっておる買収に応ずるという態度がきまりませんと、六百人からの地主の協力を求めることは至難じゃないかというふうに考えて心配をしておるわけですが、これに当たっておられます知事さんの見通しなり