2020-01-28 第201回国会 衆議院 予算委員会 第3号
そして、今、川内委員のお尋ねの百八十六条第二項の博徒結合図利罪との関係につきましては、例えば、カジノ事業において、ディーラーを雇用するために募集する、そして一定の恩恵を付与する会員制度を設けて顧客を勧誘するということが一般的に行われるわけでございますが、これは、ともすれば、形式的には博徒結合図利罪の構成要件に該当し得るというおそれもあるということから、実は法務省と警察庁と、何度も関係省庁と十分な検討
そして、今、川内委員のお尋ねの百八十六条第二項の博徒結合図利罪との関係につきましては、例えば、カジノ事業において、ディーラーを雇用するために募集する、そして一定の恩恵を付与する会員制度を設けて顧客を勧誘するということが一般的に行われるわけでございますが、これは、ともすれば、形式的には博徒結合図利罪の構成要件に該当し得るというおそれもあるということから、実は法務省と警察庁と、何度も関係省庁と十分な検討
○川内委員 非常に難しい御説明だったと思うんですけれども、博徒結合図利罪、ディーラーさんなんかを集めると、こういう構成要件に当たってしまう可能性があるからと。
ちょっとパネルを見ていただきたいんですけれども、このカジノというのは、刑法第百八十五条の賭博罪、それから刑法百八十六条の賭博場開張等図利罪並びに博徒結合図利罪という、すごい名前でしょう、これらの違法性が阻却されるのがカジノ、政府が認めたカジノなんですって。
現行の府県条例等では必ずしも一致しているわけでもないと思いますけれども、欠格事項としては、賭博、常習賭博、賭博場開帳、博徒結合、淫行勧誘、公然わいせつ、わいせつ物頒布等の罪に問われた者に限られているわけでありますが、今度の場合は罪種の規定と申しますか、そういうものがございませんので、これは世上非常に物議を醸しているところであります。