1958-04-01 第28回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
そういう点も含めて生産者団体ももう少しこれを使えるということであれば、総合農協であれ単独農協であれ私はこれを使っていいと思う。私どもに言わせれば使うべきです。そういう意味でそういうところの構造を変える考えはあるのかないのか。そういう修正をかりにこの国会において出した場合においてはこれに応ずるつもりかどうか。この点をはっきりお聞きしたい。
そういう点も含めて生産者団体ももう少しこれを使えるということであれば、総合農協であれ単独農協であれ私はこれを使っていいと思う。私どもに言わせれば使うべきです。そういう意味でそういうところの構造を変える考えはあるのかないのか。そういう修正をかりにこの国会において出した場合においてはこれに応ずるつもりかどうか。この点をはっきりお聞きしたい。
これでいくと、そういうような系統組織なり何なりをだんだん再分割をして、いわゆる総合農協系統のものをあちこちと単独農協にする——ヤマタノオロチみたいに、あるいはもっと大きくするような一つの道を開くことになる。しかもそれが系統金融を利用するためにそういう債務保証が要るというのは、どう考えたって筋が通らないことだと思う。
さっきも一楽さんの中金等もこの点については一つ態度を改めて、総合農協のみならず皆さんの単独農協に対しましても今後は積極的な政策をとっていく、こう言っておられるが、これらの連関がどうもはっきりしない。この点についての御意見を二点だけお伺いしておきたい。
○久保田(豊)委員 一楽さんにお伺いをいたしますが、この法案によりますと、要するに酪農家の加わっておりますいわゆる単独農協と申しますか、単位農協に対して、相当資金が流れ得るようになっておるわけですね。つまり地方でいいますと全酪になりますかね、そういうふうな総合農協と単位農協、こういうものに対して、この線がむしろこの単位農協といいますか、単独農協の機能を非常に強めるような格好になるのです。
でありますから、今のお話では自由の意思にまかせるということを言いながら、方針としてはやはり一つの養蚕地帯においては単独農協をつくるという方針が出ておつた。そういうことについて大きな責任を感じなければならぬと思うのであります。そのために非常に迷惑しておるのであります。