2020-02-21 第201回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
次に、大槻先生に伺いたいと思うんですけれども、私の問題意識は、国債マーケットというのは、日銀が買い続ければ金利は下げ続けられるというふうに思っているんですけれども、一方で、為替マーケットというのは制御不能で、単独介入したって通じなくて、今、円安に少し振れていますけれども、いつか、大きな、一ドル三百六十円時代がありましたし、その後に二百四十円があったり百八十円とかありましたけれども、想定できないような
次に、大槻先生に伺いたいと思うんですけれども、私の問題意識は、国債マーケットというのは、日銀が買い続ければ金利は下げ続けられるというふうに思っているんですけれども、一方で、為替マーケットというのは制御不能で、単独介入したって通じなくて、今、円安に少し振れていますけれども、いつか、大きな、一ドル三百六十円時代がありましたし、その後に二百四十円があったり百八十円とかありましたけれども、想定できないような
当局は、いわゆる平衡操作、平衡介入と称する介入を行って市場の下落をとめるということがありますけれども、よく言われる単独介入では焼け石に水、各国との協調介入がこのフォレックスマーケットの安定という意味では絶対に必要なわけでありますけれども。
ですから、単独介入は全く辞さずにやります。
私は単独介入でもやるべきだと思いますし、大臣もそのときの答弁でその覚悟も示されました。今、七十五円で介入する、七十八円でやめたと言われると、これでまたマーケットへ影響しますから、余りそこにこだわられると困ってしまうんですけれども、ぜひ単独でも大胆に介入、これで納得されずにやっていただきたい、これは私からのエールであります。 その決意をもう一度聞かせていただいていいですか。
また、外為特会の外国為替資金証券の発行限度額について、さらに百九十五兆円まで引き上げられ、為替介入の余地を広げていますが、日本だけでの単独介入では効果が低く、特会のバランスシートが悪化するだけと思います。
協調介入もありましたし、単独介入もございました。そのことも含めて、過度な為替の動きや投機的な動きに対しては逐一、総理が財務大臣のときも、私になって後も、これは市場に対しても強いメッセージも発しております。 一方、中小企業の、今のレートのことに関して言えば、全くその社長さんのおっしゃるとおりですが、今の政府が全く無為無策で何ら手助けをしていないということは、私は少し当たらないと思います。
また、今回の介入は我が国の単独介入であり、これでは効果は限定的であり、他の国々との協調介入が必要だと考えますが、いかがですか。 ところで、政府は十月二十一日、円高への総合的対応策を取りまとめていますが、更なる対策が必要です。今後の円高対策、産業空洞化対策の具体的方策及びG20での我が国の主張について、総理の所見を伺います。
三月の時点では、大震災の後の我が国のクライシスという認識に立った上で理解をしていただいたということでございましたが、八月の介入については、これは単独介入であったという認識でございます。
緊密に連絡をしながら単独介入になることもあります。 ただ、いずれにしても、今の日本の立場というものをしっかり説明をしながら各国と緊密に連携をしていきたいと思いますし、特に依然として一方的な円高の動きが私は続いていると、偏った動きだというふうに思っていますので、今まで以上にマーケットの動向を注視をし、あらゆる手段を排除することなく適時適切な対応をしていきたいというふうに考えております。
○中山恭子君 単独介入で動くということはこれまで何度も出ておりますが、投機筋のあの資金の額というのは巨額なものでございますから、とても一か国では対応し切れないものでございます。
○古川俊治君 単独介入を行った場合にはやはり効果はほとんどないというのは過去の例で多く出ていますので、これで円高が落ち着くようであれば私は介入の必要はないんではないかと考えています。その分やっぱりお金の方が大事ではないかと考えていますので。 以上で質問を終わらせていただきます。
○国務大臣(野田佳彦君) 八月四日に、我が国、単独介入させていただきましたけれども、その後も一方的に偏った円高の動きが続いているというふうに思っております。今週の月曜日に、早朝にG7の電話会談を行わさせていただきました。
これは明らかに、生損保等々含めて円資金を必要としているんではないかと、実態はそうではなかったにもかかわらず、根拠のない思惑、投機的な動きがあって、当時、一挙に七十六円台に早朝のシドニーのマーケットで始まるという状況の中を受けて、いずれにしろそのときも単独介入でもやろうという思いがございましたけれども、各国に協調を呼びかけて、協調介入できました。
そこで、今回の為替介入は単独介入ではありましたけれども、それにつきましては欧米の金融当局から理解を得られた上での介入であったというふうに理解していいんでしょうか。
○国務大臣(野田佳彦君) 先週の八月四日に、結果的には単独介入という形になりましたけれども、先ほどの御質疑の中にも御答弁させていただいたとおり、一方的な円の動き、これは日本経済にあるいは金融に悪影響を及ぼすというような観点からの介入、特に投機的な無秩序な動きがあったということ、それに対する対策として介入をさせていただきました。
先週、単独介入されましたけれども、そういう問題じゃなくなってきています。 リーマン・ショックのときには、当時の麻生総理がG20の金融会合をつくって獅子奮迅の働きをされて、解散しろ解散しろと言われておりましたが踏みとどまって、世界的な金融不安をすんでのところでとめましたよ。 今、菅総理、アメリカから、フランスから、ドイツから、ヨーロッパから電話の一本もかかってきましたか。
そして、昨日、改めて単独介入をされた。 これまでの政策の中で、為替介入に対する目的と結果について、改めて総括を財務大臣にいただきたいと思っています。
○国務大臣(野田佳彦君) 御指摘のとおり、昨年の九月に約六年半ぶりの単独介入を行いました。今年の三月に約十一年ぶりの協調介入をやって、そして昨日も介入を実施したところでございます。 基本的には、この為替の相場というのは経済のファンダメンタルズを反映すべきでありますが、時としてそうではなく、無秩序な動きであるとか過度な変動が起こります。
○野田国務大臣 少なくとも、自分の任期中は、昨年の九月の単独介入、これが単独介入としては十一年ぶりでございました。それから、ことしの三月、委員御指摘のとおり、大震災の後、三月十八日に協調介入をさせていただきました。済みません。単独介入が六年半ぶりでした。 ということは、過去十年間で単独介入が二回。その後に、協調介入は十一年ぶりでございました。
○野田国務大臣 私、財務大臣になって、昨年の九月に六年半ぶりの単独介入をやりました。ことしの三月、大震災発災の一週間後に十一年ぶりの協調介入を行いました。そういう、為替に本当に真剣に向き合い、取り組むという運命なのかなと思う時期に、また一方的な動きが出てきています。 当然のことながら、一時的には介入というのは私は一定の効果があると思うんです。
為替については、私は、九月に単独介入をし、三月十八日に協調介入をしました。一人の大臣で二種類の介入というのは珍しいんですが、最近の動き、これは一方的に偏った動きだというふうに認識をしています。したがって、相場観とか水準は申し上げませんが、それ以上のことはコメントを控えたいと思いますけれども、しっかりとマーケットの動向を注視していきたいというふうに考えております。
○野田国務大臣 くしくも、昨年九月の単独介入、ことしの三月十八日の協調介入という、自分の任期中に二つの種類の介入をせざるを得なかった、そういう立場でございます。やはりそのときの対外的な説明の仕方というのは、過度な変動、無秩序な動きがあったということを踏まえての対応として御説明をしています。
その上で、無秩序な動きがあったり過度な変動があったときには、これは断固たる措置という形で、私自身も昨年の九月に単独介入、ことしの三月十八日に協調介入させていただいておりますけれども、やむを得ない措置はやってまいりました。引き続きマーケットの動向を注視していきたいというふうに思います。
なぜこういうことを申し上げるかというと、そういうことをやっているということが、単独介入ではあるけれども、その向こうにきちっとした目標があるんだと、その目標は日本がきちっと作っているんだということをやった上で介入するのと、行ったらこういうのが出てきて、朝言ったことと、やってみたらこういうふうになりましたと言っている中での単独介入と全く効果は変わってくると思うんですよ。
そのこと、日本がリーダーシップを取っているという姿が外に見えるということが、もし万が一また単独介入するということになった場合も重みを持つということを申し上げているんで、ガイドラインズとさっきおっしゃいましたけれども、このガイドラインに例えばこういうことを日本としては盛り込んでいきたいとか、この収支の目標以外にこういうことを平成のプラザ合意としてやるんだとか、そういうお考えはないですか。
まず、長々と読むのも失礼かも分かりませんが、記者が、欧米は協調介入しないという情勢の中で今回が単独介入だったということでよろしいんでしょうか、日本政府・日銀の単独の介入だと、協調介入ではなく単独の介入だったということでよろしいんですかと、こういう質問がありました。
○荒木清寛君 今、財務大臣は為替介入を含めた毅然たる対応ですか、このようにおっしゃいましたので、単独介入も辞せずという強い姿勢で是非臨んでいただきたいと、このように考えます。 そこで、先ほど、今週末からの韓国でのG20のお話もありました。
私が申し上げたいことは、単独介入をやっても効果は薄いということと、なかなかそういういわゆる国際社会の理解も乏しいと。その見方の中でやらざるを得ないという現状にあるわけで、私は何を言いたいかといいますと、円高対策というのは、こういう為替にどう介入するかいうだけじゃなしに、総合的な手を打つべきだということを私は申し上げたいわけです。 それで、その一つにいわゆる空洞化という問題があるんですね。
だから、単独介入では効果が薄いんじゃないかという、これは当たり前の話。 もう一つは、先日G7がございましたですね。いわゆる単独介入に対する懸念がやっぱりあるわけでございますが、そういう中で断固として措置をとるというふうにおっしゃっても、何かこのいわゆる円高というものに対して為替的にできることが何かあるんですか。