1982-03-31 第96回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
それからもう一つは、精製糖企業の多くが砂糖というものだけをつくっている単品産業であるということも指摘できるんではないかと思います。それから、まあ言わずもがなのことでございますが、すべてがそれら装置産業であるというようなことで、そういった三つの特色があるんではないかと私は思っておるわけでありますが、そういったことから本来競争、過当競争に陥りやすい体質がある。
それからもう一つは、精製糖企業の多くが砂糖というものだけをつくっている単品産業であるということも指摘できるんではないかと思います。それから、まあ言わずもがなのことでございますが、すべてがそれら装置産業であるというようなことで、そういった三つの特色があるんではないかと私は思っておるわけでありますが、そういったことから本来競争、過当競争に陥りやすい体質がある。
自体が構造改善を目標とするものではないわけで、そこは理解をしてほしい、しかし、それと並行しまして、先ほども先生御指摘のように、業界の体質改善を進めるという必要性は本来的にあるだろうということで、従来からも、一つには、業界内部が、競争の中にも需要に見合った供給が業界内部でうまく協調が保てるような体質をつくるということ、それからもう一つは、先ほども申しましたように、砂糖の需要が減ってくるということで、単品産業
○渡邉(文)政府委員 特に輸入糖をリファインします精製糖企業の体質につきましては、先ほど申しましたようなことでございまして、従来からも、単品産業ではなくて何とか経営の多角化を図ることによって企業としての存続を図るようにということで、指導はしてまいっております。
それから第三点といたしまして、最近の産業の状態から申しまして、海洋開発でございますとか、あるいは情報産業でございますとか、あるいは住宅土産業でございますとかいう個々の単品産業ではなくて、非常に機能が複合した集積された産業というものが概念されて、それに対する接近がいま考えられておる段階になってきておりますので、政府といたしましては、そういう機能集積産業というものを実体化するために、その先行的な役割りを