1980-03-31 第91回国会 参議院 本会議 第8号
すなわち、たばこ益金の追求のみが先行し、高単価政策の誘導を強めてきた結果、消費者のためのたばこの供給という視点や、消費者サービス、喫煙と健康問題などに対しても十分な対応が行われずに至ったのが今日までの姿勢でありました。
すなわち、たばこ益金の追求のみが先行し、高単価政策の誘導を強めてきた結果、消費者のためのたばこの供給という視点や、消費者サービス、喫煙と健康問題などに対しても十分な対応が行われずに至ったのが今日までの姿勢でありました。
そういう意味では、お話のように、ほうっておいて高単価政策をとっていけば単価が相当上昇して収入も確保できるではないかということは当たらないわけでございます。
これはひとつ勘ぐってみれば、国民の立場からすれば、たばこ消費者の立場からすれば、これは値上げをせざる、高単価政策というものを通じての、益金率を上げるための隠れたる意図を持った政策である、こういうことをいわざるを得ないというようにも思うわけなんです。