2010-04-21 第174回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
次に伺っておきたいのは、国内自動車メーカーでは、正規社員の非正規雇用への切りかえが進み、経済危機の中で、そこで派遣切りなどが行われたりしたわけですが、それだけじゃなしに、中小下請企業の下請切り、単価切りのあらしが吹き荒れました。 さて、この法律で、こうした自動車、電機産業にツーステップローンで低利長期資金供給を行うとしているわけです。
次に伺っておきたいのは、国内自動車メーカーでは、正規社員の非正規雇用への切りかえが進み、経済危機の中で、そこで派遣切りなどが行われたりしたわけですが、それだけじゃなしに、中小下請企業の下請切り、単価切りのあらしが吹き荒れました。 さて、この法律で、こうした自動車、電機産業にツーステップローンで低利長期資金供給を行うとしているわけです。
自動車メーカーの関係者の間では、開発期間の短縮それから下請業者への単価切りなどかなり無理なことをやっているものですから、ユーザーはテストドライバーだという言い方などが、そういう言葉が使われるように、消費者の安全が脅かされているという事態もあるわけですよ。
経営危機を口実とした、派遣や請負などの非正規労働者切り、下請業者への仕事切り、単価切りを行う一方で、依然として株主優先主義は維持しています。このような冷酷無慈悲な株主配当優先のアメリカ型経営を推奨してきたのが産活法です。 今政治が行うべきことは、大企業に対して、蓄積した莫大な内部留保を活用することで、雇用と下請中小企業を守るよう厳しく求めることです。
九〇年代前半のころは、この資料一にも入れておきました、九四年のところでありますが、ちょうどこのころ貿易摩擦の中で、過密労働と中小下請単価切りでコストを下げて輸出をする、貿易黒字が生まれると円高に振れる、その円高でも輸出できるようにと、さらなる過密労働と一層の下請の単価切りをやる、これでまた輸出競争力をつけるということで、どんどんどんどん貿易を進めていったわけです。
さらにそのことが、約十人に一人が肩腕症候群にかかっていると言われる公社職員に一段と首切り合理化と労働条件の悪化を押しつけ、また葉たばこ農民への単価切り詰めなど、関係者に劣悪な条件を課するものになることも必至であります。あわせて、これが審議でも明らかなように、数年を経ずして有無を言わせぬ定価引き上げにつながることも自明の理であります。
さらにそのことが、一段と公社職員への首切り合理化の押しつけ、葉たばこ農民への単価切り詰めなど、関係者に劣悪な条件を課するものとなることも必至であります。あわせて、これが数年を経ずして有無を言わせぬ定価引き上げにつながることもまた自明の理であります。 現在、わが国の喫煙人口は三千五百万にも及び、たばこは国民生活と密接な関連を持つ商品となっております。