2002-04-24 第154回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
それから、いわゆる指定産地の指定要件、これについては、現行二十五ヘクタール以上というふうに私ども承知しておりますが、指定産地の制度の一つの問題点としては、単一品目を作付するということから、水稲以外の農作物、畑作物というのはすべて連作障害という問題があるわけでございます。
それから、いわゆる指定産地の指定要件、これについては、現行二十五ヘクタール以上というふうに私ども承知しておりますが、指定産地の制度の一つの問題点としては、単一品目を作付するということから、水稲以外の農作物、畑作物というのはすべて連作障害という問題があるわけでございます。
例えば単一品目を大量に生産する産地、それから大型量販店というものでやって、昔の小売屋、八百屋さんとは違うような形態もある。いろいろございますけれども、少なくとも、卸売市場法というものが現実の市場の中で今守られているかどうかという問題があるわけなんです。 それで、実は私たちがいろいろとこれを調べてみましても、即日全量を処理するということが原則ですけれども、どうしても出てくる残量というものがある。
それからもう一つ、ばら積み船と申しますか、それ以外の貨物船を一般的にひっくるめて申し上げますと、これは単一品目ではございませんで、御承知のように鉄鉱石とか石炭とか穀物とか、いろいろな種類のものを専用船で運ぶものもあるしまたすべてに汎用的に使われるような船もございますが、これは需要の方を申し上げますと、その中でいろいろ出入りはございます、例えば石炭がふえているとか貨物が減りぎみだとかいうことはございますが
さらに単一品目では常に一、二位を占めてきた輸出産業であります。こういう点から考えまして、この輸出船の受注ということは、きわめて重要な問題だと思うのであります。御承知のように、輸出船につきましても、今日国際船舶の輸出の競争というものはきわめて熾烈でありまして、ほとんどコストぎりぎり、あるいは赤字を覚悟でなければ受注し得ない、こういう状況にあると思うのであります。
輸出船につきましては、御承知のようにこの建造量からいいまして三十一年から三十六年までこの六カ年間というものは今日世界の第一位を保ってきたのでありまして、またこの単一品目の輸出額の面から見ましても、三十一年から三十五年まで五カ年間には約十六億の外貨を獲得しておる。これだけ輸出いたしております。そういう単一品目においてもわが国のトップという実績をあげてきておるのであります。
ところがまた一面から申しますと、これもすでに御承知の通りに、昭和三十二年以来単一品目といたしましては常に輸出のトップを続けております、しかも世界一の造船技術を持っておりますわが国におきまして、さらに外貨獲得の面におきましては最も貢献しておるわが国の輸出船の問題、これもまた軽視するわけにはいかない問題である、こう考えるのであります。