2021-05-12 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第6号
我が国領海及び排他的経済水域は世界第六位の広さであり、南鳥島周辺などで、レアメタル、レアアースを含む鉱物資源のポテンシャルが存在します。これを利用可能なものとするためには、十分な資源量の把握や生産技術の開発、経済性の確保、環境影響の評価など、解決すべき課題が数多く存在しています。しかし、海外の政策等に左右されないよう国家戦略として、商業化に向けた取組を計画的に進めていくことが重要であります。
我が国領海及び排他的経済水域は世界第六位の広さであり、南鳥島周辺などで、レアメタル、レアアースを含む鉱物資源のポテンシャルが存在します。これを利用可能なものとするためには、十分な資源量の把握や生産技術の開発、経済性の確保、環境影響の評価など、解決すべき課題が数多く存在しています。しかし、海外の政策等に左右されないよう国家戦略として、商業化に向けた取組を計画的に進めていくことが重要であります。
さらに、北方領土や沖ノ鳥島、南鳥島、与那国、それから尖閣、竹島についても必ず記述されるようになったんですけれども、余りにも、国土について知ることは、尖閣の位置が三割しか分からないという中できちんと教えることは大事なんだけれども、それだけにとどまってしまったなということで、より広い視野から我が国の領土、領海、EEZを位置付ける必要があるということをポリシーブリーフの四では述べました。
これは、漁業資源を守っていく、またレアメタル等々の希少資源を保全していくといった観点からもここは重要だというお話はこの調査会でも何度もしてきたところでありますけれども、この二島、沖ノ鳥島と南鳥島ですね、これを具体的により活用していくためにはどのような活用方法がベストだというふうにお考えになっているのか、この点についてお聞かせいただければと思います。
沖ノ鳥島、南鳥島も、より実効支配を強化していくといったことが私は必要だというふうに考えておりますので、様々な活用方法というのはあるというふうに思いますので、これを検討していきたいというふうに考えておるわけですけれども。 そこで、ちょっと今おっしゃっていただいたんですけれども、小谷参考人にお伺いしたいと思いますが、尖閣においては実効支配の強化をしていくべきだというふうに私たちは考えています。
○参考人(向田昌幸君) まず、南鳥島でございますけれども、海上保安庁は、実は大分前に駐在を撤収したところであります。昔、ロランステーションがありまして、そこに海上保安庁の職員が交代で勤務しておりました。現在は、海上自衛隊の硫黄島の分遣隊、それと気象庁の高層気象に関する観測職員が常駐しておりまして、自衛隊の航空機で、硫黄島経由で渡海交代をやっているということであります。
そして、落胆しましたのが、大阪や南鳥島で処分してはどうかという話もあるが、地元自治体、隣接自治体、通過する自治体の了解を得る必要がある、膨大な時間が掛かる可能性がある、現実的ではないと。 大阪は二〇一九年の九月から手を差し伸べております。大臣、一度でも大阪に話を聞いてみたいとおっしゃられたことはありますか。
また、JOGMECは、二〇一九年度より、南鳥島沖EEZ内に賦存しますコバルトリッチクラストについても調査を始めまして、この北西太平洋の海山には平均で〇・六四%のコバルト、ニッケル〇・五四%があって、少しプラチナも付くというような結果が出ておりますので、将来のバッテリー原料として無視できないものと考えております。
そして、先月の予算委員会では、我が党の松沢成文議員が、全国にお願いするよりも、コストが抑えられる南鳥島周辺への海洋放出を御提案申し上げております。私どもは対案を出すというのが党是でございますので、風評被害に遭わないためにこれはどうですか、あれはどうですかというふうに御提案申し上げております。けれども、全く取り合っていただいたことってないんですね。
そこで、さきの予算委員会で、うちの松沢成文議員の方からあえて少し突っ込んだ内容で、南鳥島の沖に再処理して海に流すという御提案をしたわけでありますが、大臣の方からは、タンカーの構造や陸上での保管施設などに関する法規制上の問題云々ということがありまして、現実的ではないんじゃないかというような御答弁だったわけでありますけれども、それは本当に克服できない問題なのかどうか、費用対効果だけの問題なのか。
松沢議員の御指摘の南鳥島についても、放出先や移送ルート上の自治体、漁業者など、周辺海域の利用者といった新たな関係者の御理解を得る必要があります。例えば、南鳥島周辺海域ではマグロ漁が盛んに行われているという現実があります。 また、これまで大量のALPS処理水を海上輸送した経験がないために、長距離運搬する方法の検討や、それに関する原子力規制委員会の許認可により、より時間を要するものと考えております。
私は、これを実現できる唯一の解決策は、遠隔地で漁業者も極めて少ない日本最東の絶海の孤島、南鳥島に処理水をタンカーで運んで、そこに陸揚げして、再処理して希釈して海に流す。そうすれば、ロンドン条約にも違反しません。この方法しかないと私は思っているんです。 三月の予算委員会でもこれを提起しましたが、海洋放水自体が決まっていないんで、みんないい答弁を得られませんでした。
さて、処分コストも、福島沖で海洋放出して莫大な風評被害対策を使う、まあ長期間に掛かって使ってしまうよりも、タンカーで南鳥島にこれ輸送した方が早いと思うんです。(資料提示) パネルを見ていただきたいと思うんですけれども、これ、どちらが多い少ないを比べているんじゃないです。これ、このままあそこに水が残って風評被害が続いていく場合、今までの十年間で約二千億掛かっているんですよ。
○松沢成文君 南鳥島には敷地があります。ここが沖ノ鳥島と違うところですね。ここにタンクを幾つか造って、タンカーで、大型で運んで、また小型でピストン輸送して、一度陸揚げをして、そこでもう一度処理をして海水と希釈して出す。十分技術的に可能です。私は海運業者にも全部聞きました。できますと。そこでその希釈の装置を造ったって数億の世界ですよ。
同じ時期に私、横浜港第三管区も視察をする機会をいただきまして、まさに第三管区といえば、小笠原諸島、南鳥島、沖ノ鳥島といった本当に広い海域を管轄をされているという、非常に我々は想像及ばないような任務の状況だなというものを教えていただきました。 そうした中で、特に気になったのが、第十一管区の巡視船「おきなわ」を視察をさせていただきました。
南鳥島への処理水を移送することについては、大量の液体放射性廃棄物を海上移送した前例がないために、長距離運搬する方法の検討や、それに関する原子力規制委員会の許認可により時間を要するものと考えております。 政府としては、風評被害対策も含めて、今後、地元を始めとした関係者の御意見も伺った上で、ALPS処理水の取扱いについて責任を持って結論を出してまいりたいと考えております。
で、一つ提案をしますけれども、南鳥島、もう皆さん御存じですよね、東京というよりも太平洋のど真ん中で、東京から約二千キロ、硫黄島からも千二百八十キロ離れている絶海の孤島です。でも、ここは、駐在している人はいますが、住民はいません。ただ、地主さんというか、これは小笠原村や東京都と、地方自治体の所属であります。
○松沢成文君 最後に、総理、この南鳥島を海洋処理水に使うというこのアイデア、いかがでしょうか。検討に値するのであれば、政府として検討していただきたいんですが。
南鳥島にも自衛隊が駐屯しています。そうした中で、ああいう島というのは国家公務員しかいなくて、一般人はいないんですね。フィールドとしては非常に、例えば何か実証するというときはやりやすいという面もありますし、また、離島ですから、エネルギーの確保というのは結構苦労しています。私も両島ともに行ってまいりましたが、結構現地では深刻な問題になっています。
○河野国務大臣 委員おっしゃるように、今、南鳥島、硫黄島、両方ともディーゼルで発電をしております。その燃料はこちらから持っていくということで、そのコストもあれば、天候が荒れたときにその燃料が行き渡らないということも起こり得るんだろうと思います。
それと、やっぱり心配なのはこの中国のチャレンジでありまして、隣国でありますけれども、様々なところで中国が果敢なチャレンジをしているということが考えられるわけですけど、この南鳥島、この沖合におきまして、国際海底機構と西太平洋の約七万平方メートルの公海でマンガンなどの海底鉱物資源の探査契約を締結したといった記事がございました。
それは、具体的に言うと、例えば南鳥島に拠点を設け、沖合の日本の領海内において処理をすると。南鳥島は、プレートが太平洋側のプレートなので非常に安定しています。ほぼ日本にも他国にも影響を及ぼさないであろうという中で、あくまでも濃度の問題ですので、それを十分に処理をし、問題がない範囲であれば、私は、日本の国境離島を使っていくというのも一つの手法ではないのかと考えています。
今回、台風十五号、この猛威に対して、すごい、九百五十五ヘクトパスカルですか、南鳥島のときに、上陸したときも九百六十という大変大きな台風、これを最小限に食いとめる、被災状況とかを含めて、それを食いとめるための備えを、安倍総理含め、きちんと体制をとっていたのでしょうか。特に内閣として総理大臣がとっていたのか、それを官房副長官としてお答えください。
南鳥島との区別が付くように沖縄では硫黄鳥島と言っておるんですが、ここに米軍が、ちょっと古い話ですが、一九九五年から九六年に米軍機が鳥島射爆場で劣化ウラン弾を誤射したんです。
日本の最南端ということでありますし、それから南鳥島、これは父島から東南東に千三百キロ、硫黄島から千百キロの最東端にあるというふうに書いてありました。
これ、南鳥島とか沖ノ鳥島もそうですけど、あの周りにもサンゴ礁がいっぱいあって、あのときの状況が今これどうなっているのかなというふうに実は思うんです。そこら辺のところのお尋ねをさせていただきたいと思います。
経産省さん、来ていただいておりますが、大量の南鳥島周辺の海底のレアアース、その取組については、また次回、機会を見てお聞かせをいただきたいと思います。 最後に石井大臣にお尋ねをいたします。
中でも、沖ノ鳥島は我が国の最南端、南鳥島は我が国最東端に位置しており、同諸島により我が国の排他的経済水域の約三割というのを確保しているなど、領海等の保全の観点からも、そして、冒頭申し上げたように、歴史的経過の観点からも非常に大事でありますし、引き続き定住を促進するということも重ねて重要なことだというふうに思います。
日本で言うんだったら、人がいない南鳥島、これだって要するに地盤のずれとともに測位しなければ日本の地図自体が変わってくるとは思うんですが、まさにそういうところに電子基準点をどう設置するのか。海外において準天頂で八の字に回るんであれば、その圏域において電子基準点をどんどん提供して、中国はこれ、ただで出すという話も聞いていますので、その辺の現状についてお教えをいただきたいと思います。
あるいは、硫黄島や南鳥島でもそうかもしれません。防衛施設がある、そういうところに、いきなり島にドローンが行ってしまったときに、しかも、その周りには、船舶、日本の自衛艦やあるいは海保の船がない場合がありますよね。
それで、北朝鮮の不審船とか、海外、外国の不審船ということが話題になると、これまた国境離島の話が出てくるんですが、私、内閣府のホームページを見ましたら、日本の国境離島の中で、日本の最西端、西の端が与那国島、最南端が沖ノ鳥島、最東端が南鳥島、最北端がこれ択捉島と記載されております。
御指摘の島のうち、与那国島、沖ノ鳥島、南鳥島におきましては、低潮線保全法に基づく巡視などを進めますとともに、我が国周辺海域におきまして、関係省庁連携いたしまして、巡視船艇、航空機などによる監視警戒を実施いたしておるところでございます。
○岩屋国務大臣 まず、太平洋地域の防衛の重要性を先生指摘していただきましたが、それは私どももそうだと思っておりまして、硫黄島ぐらいしか陸地としては、南の方に行くと南鳥島とかありますけれども、部隊を置いて守るというわけにはなかなかいかないところなので、太平洋の守りがこれから大事だなと思っておりますし、自民党の提言にも公明党さんの提言にも、そのような御指摘がございました。