1959-09-25 第32回国会 参議院 建設委員会 閉会後第5号
今年度から北霧島道路と南霧島道路とを結ぶ計画が実施の運びになるそうでありますが、観光ルートというものを当初から計画に入れて実施に移す必要があると思います。その点で、現存公団で調査測量中の九州横断道路は、実質的には別府—阿蘇—雲仙を最短距離でつなぐ観光ルートとしての道路になりますから、観光道路としての機能、効率はよくなることと思います。
今年度から北霧島道路と南霧島道路とを結ぶ計画が実施の運びになるそうでありますが、観光ルートというものを当初から計画に入れて実施に移す必要があると思います。その点で、現存公団で調査測量中の九州横断道路は、実質的には別府—阿蘇—雲仙を最短距離でつなぐ観光ルートとしての道路になりますから、観光道路としての機能、効率はよくなることと思います。
また、三十三カ所の事業は、立山登山道路だとか、雲仙道路、阿蘇登山道路、南霧島道路、高野山道路等、数えれば切りがないのでありますが、あたかも観光道路株式会社みたいなものであります。道路整備五カ年計画の目的たる、岸総理の言う、わが国産業経済発展のためには、よほど縁遠いものと思うのであります。
この三十三カ所の内訳を見ますと、伊東道路であるとか、立由登山道路であるとか、雲仙道路であるとか、阿蘇登山道路であるとか、南霧島道路であるとか、北霧島道路であるとか、高野山道路であるとか、裏磐梯山道路であるとか、伊香保道路であるとか。こういうような観光道路ばかりやっておるのです。