1963-06-07 第43回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第21号
これは昨年ですか、一昨年の暮れですか、協議会がありながら委員もなかったという協議会の委員が、私の質問の結果初めて任命をされて、その後通産省事務当局としては現在一応開発を進めている日鉄の有明並びに北海道の南部空知の南大夕張の原料炭開発、それと白糠炭田の上茶路開発という三つの地点が、指定するとするならば考えられるということで原案がまとまったようにも私は受け取っておるわけです。
これは昨年ですか、一昨年の暮れですか、協議会がありながら委員もなかったという協議会の委員が、私の質問の結果初めて任命をされて、その後通産省事務当局としては現在一応開発を進めている日鉄の有明並びに北海道の南部空知の南大夕張の原料炭開発、それと白糠炭田の上茶路開発という三つの地点が、指定するとするならば考えられるということで原案がまとまったようにも私は受け取っておるわけです。
ですから、もう二瀬の場合はかかっていると思うから、これはこうだ、それから次に、着工地点としては南大夕張なら大夕張、着工年次はいつ、実施の調査をするならいつまでに調査をする、あるいは上茶路についてはどうするかという問題、今局長が言われている西九州の問題、あるいはそれ以外の、原料炭の南部空知の調査もある程度必要とするのではないか、こう私は思うのです。
たとえば北炭とか明治とかあるいは太平洋とか競合している南部空知のような地帯も、実はあるわけです。これらの原料炭開発は、鉱区の問題が解決しない限り、飛躍的に増産をしていくことはむずかしいと思うわけです。特に原料炭は、将来にわたってものすごく輸入が増加して参るわけですから、この原料炭の開発については、鉱区問題を含めて、やはり特別の指導なり措置をとらなければならぬのではなかろうか。