1948-06-16 第2回国会 参議院 通信委員会 第13号
我々が逓信省の仕事と多少の関係を持ちましてからでも、昭和九年齋藤内閣の南逓信大臣のときに、通信事業が特別会計として一般会計から独立をしまして、そのとき、いわゆる今日言われる独立採算制ということを逓信当局は主張しておつたのであります。
我々が逓信省の仕事と多少の関係を持ちましてからでも、昭和九年齋藤内閣の南逓信大臣のときに、通信事業が特別会計として一般会計から独立をしまして、そのとき、いわゆる今日言われる独立採算制ということを逓信当局は主張しておつたのであります。
これは逓信省永年の宿願でありまして、それが齋藤内閣、南逓信大臣のもとにおいて成立しまして、昭和九年四月一日から特別会計となつて、一般会計から独立しました。しかしこれは完全な独立ではなくして、大藏省との話合いの結果、毎年八千二百万円に限り、益金を一般会計に繰入れるという約束のもとに独立した特別会計になつたのであります。