1962-04-04 第40回国会 衆議院 外務委員会 第21号
それから、もう一つ、さっき御質問がございましたが、理財局長がお答えしなかったので、私がお答えしておきたいと思いますが、終戦まぎわに南方開発金庫がタイ銀行にクレジットを出したという問題でございますが、これは、御指摘の通り、十八年だったと思いますが、たしか千二百万ドルか何かの南発券の当座貸越しの約束をしております。
それから、もう一つ、さっき御質問がございましたが、理財局長がお答えしなかったので、私がお答えしておきたいと思いますが、終戦まぎわに南方開発金庫がタイ銀行にクレジットを出したという問題でございますが、これは、御指摘の通り、十八年だったと思いますが、たしか千二百万ドルか何かの南発券の当座貸越しの約束をしております。
例えば南発券に関係したギルダーでございますとか、ヘソでございますとか、そういうようなものがございます。併しながらこのようなものにつきましては、なかなか今日これを早急に換算率を決定することは困難でございますので、更に十分な資料を得て大蔵大臣がこれを告示によつて定めるということにいたしたいと思つております。
それから占領地通貨でございますが、儲備券でございますとか、聯合準備銀行の聯銀券でございますとか、南発券とか、そういう種類のものでございます。
南発券等をこの際全部有効化するというような考え方は全然ないわけであります。
そこで今あげられたものについては許可制度だというけれども、儲備券だとか、南発券だとか、南発券はないでしようが、いろいろな外貨建のものが送られて来て、こちらでいろいろな通牒なりを出しているやつがあるのです。それは許可しておつたのですか。
又、政府としましては、戦時中にも、日本の通貨は、例えば連銀券であるとか、儲備券であるとか、南発券であるとかというものが各地域で流れておりましたが、これは現在各国の関係政府によりまして回収されて、各国の通貨に取り代つておるわけでありまするが、これについてもやはり同様の考えで、この従来日本が発行しましたものに対しては、日本政府は補償することは必要がないという考えで来ております。
それから第三の再発の問題でありますが、これもバランス・シートは一緒にお届けいたしますが、南発で一番問題になつている点は、南発券の問題でありまして、これもさつき申しました通貨発行債務の問題は、政府に対する貸しになつているわけであります。政府が南方で戰争遂行の際に発行しました南発券に対する南発の貸しは、約百二十億程度あるように記憶しております。こまかい点はバランス・シートを差上げたいと思います。
そのほか例えば華北における連銀券と法幣と関金券とありますが、蒙疆地区における蒙疆銀行券、そういうものについての確認がまだ得られておりませんし、或いは南方地域における南発券というものがまだ確認を受けておりませんので、この表からは抜けております。フイリピンにおけるピアストル軍票も同様であります。