1955-06-07 第22回国会 参議院 運輸委員会 第14号
それて、この地図を見ますとわかりますが、これはいわゆる南点という点でありまして、これは北点であります。今アメリカがやっておりますV点がここにあります。そうすると、実際にこれが全くブランクでありまして、ここがない限り、どんな確実な計算をやりましても、最初の資料が間違っている限り、その資料をもとにして計算を進めますから、絶対にいい結果が出てこない。
それて、この地図を見ますとわかりますが、これはいわゆる南点という点でありまして、これは北点であります。今アメリカがやっておりますV点がここにあります。そうすると、実際にこれが全くブランクでありまして、ここがない限り、どんな確実な計算をやりましても、最初の資料が間違っている限り、その資料をもとにして計算を進めますから、絶対にいい結果が出てこない。
この点につきましては、先ほども御質問がございましたけれども、南点すらも現在半年しか観測いたしておりません。われわれといたしましては、むしろ南点を通年やる方がいいのじゃないかというようなことも考えております。 それから第三に検討いたしましたのは、気象確度の向上の点から、定点はどのような意味を持つであろうかということでございます。
○説明員(岩尾一君) 先ほど北村総務部長から船がないというお話がございましたけれども、現在南点に行っております海防艦、約一千トンの船でございますが、あつみ丸、これはもと北点の観測に従事しておった船でございまして、アメリカの北点の経費分担打ち切り声明によりまして、これらの海防艦が北点に行くことをやめたわけであります。
○説明員(肥沼寛一君) ただいま南点で使っております船は、これは前に運輸省の首席船船検査官の検査を受けたのでありまして、北点では危険だということでございますが、南点につきましては、これは御承知のように、台風は天気図で書きますと、その上をどう動いてくるかということがよくわかるのでございまして、早目に逃げる、そういう意味におきまして、生命の危険はまず避けられるということで、南方ではまず使える、北方におきましては
○山内説明員 従来は気象台から南点及び北点に観測船を出しておりまして、これは主として米空軍の要請に基きまして、そういう南北両定点の観測をやっておったわけでございます。
ただいままでの国の費用の点から考えてみれば、あまりにそういう点につきましては厖大な予算を必要とするために、手心を加えて今日までなつたと思いますが、私はこの際気象台に対して申し上げたいことは、当委員会において気象台の問題が取上げられたのは、南点の観測と北点の観測において船が足りなくなつた場合であります。その前まではどうしていたか。これはアメリカの船に依存しておつた。
その場合にも両定点に軽重の差があるというのでなくて、南点につきましては現在一応やつておりますので、完全に欠けてしまいました北点から先に開始するように手配をいたしましたわけで、別段熱意を欠いておるというふうな気持は実は持つていないのでございます。
南方の台風観測は、成るほど台風が近づきますと一定の南点の所におるわけでありますが、船体のことも考えまして或る程度常に無電で連絡し合つておりまして、無論船が犠牲になるようなことのないように常に本部との間の連絡はとつて、その状況判断で犠牲が出ないようなことには無論やつております。
これが老朽いたして参りまして北のほうの荒海では使用に堪えないために南点のみに使つておるのでございます。半年でございますから二隻で以て交替観測をいたしておりますが、一年中となりますと修理その他がございまするので三隻必要といたすわけでございます。
三十一億を計上する余裕は到底ございませんので、気象台側とよく話合いまして、気象台といたしましても財政の事情止むを得ないと認める、又我々のほうもそういつた事情を了解して頂く、そういうふうに両方の話合いがつきまして、南点の土佐沖のいわゆる丁点という方だけの予算計上、こういうふうになつてしまいました。
われわれがかねがね新しく千トン級の巡視船をつくつてくれと言つておりましたものの代用には、十分耐え得るということで、これは今後お役に立ち得るものと私どもは確信しておりますし、気象台の方で代船をと申しておられましたのは、ただいま申し上げたように、北点の観測に不適であるということでありまして、南点はこの五隻のうちの二隻が今後も依然として定点観測を続けるわけであります。
それでそこには、定点観測に使うためにその船をとありますけれども、あれが北点に使えないということが、その問題の起りでございまして、アメリカといえども、この船が北点には少くとも使えない、南点においても、若し暴風に堪えてやるには不十分であるということは重々知つておるのです。
それで南点の六カ月の間だけ海上保安庁のほうから乗組員も付けまして船を提供して観測を行わせようという仕組に相成つております。 それから観測関係の技術員でございますが、これは本年度はずつと気象台におきまして一般の観測業務に従事されるように予算的な措置ができております。
ところが先ほど御説にありましたように、行政協定に基く契約を打切りに決しましたので、実は現在のところは二十九年度の予算につきましては、南点のほうも、六カ月以内のほうのことにつきましては要求をいたしておりません。