1958-04-21 第28回国会 参議院 内閣委員会 第31号
もちろん、これを南極統合本部を通じて閣議に要請して参るわけですが、私はあまり専門でもないのでありますが、宗谷を三たび出すのは、ちょっとしろうととして心配ないわけでもないが、しかし専門家が慎重に検討されて、大型ヘリコプター二機持って行って、十二名の引き続き越冬は成功の公算大なりという判定を専門家がされておる、茅さん以下。私はこれを信頼したいと思う。
もちろん、これを南極統合本部を通じて閣議に要請して参るわけですが、私はあまり専門でもないのでありますが、宗谷を三たび出すのは、ちょっとしろうととして心配ないわけでもないが、しかし専門家が慎重に検討されて、大型ヘリコプター二機持って行って、十二名の引き続き越冬は成功の公算大なりという判定を専門家がされておる、茅さん以下。私はこれを信頼したいと思う。
二月二十五日の朝刊を拝見いたしまして、私どもはいよいよだめかと実はまことに残念な気持に打たれたのでございますが、特に私の胸を打ちましたのは永田隊長が南極統合本部長あてに打電しております親電でございます。「故国において私ども観測隊を応援し続けて下さった国民各位に対しても何とも申しわけのしようがありません。隊員一同は来たるべき年の再起を心に誓って今群氷域を去らんとしております。
まず一点は、昨年の十二月十一日に学術会議南極特別委員会で各部門の主任と文部省の南極統合本部関係者を集めて会議を開き、観測計画延長問題について協議しておられます。その結果、地理部門を除いて九部門は延長を強く望み、少くともさらに一年は延長して三たび観測隊を出してほしいという結論に達しております。