2013-05-23 第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
唯一、一番リスクが低くて、なおかつ通れるところが、このアルゼンチンとの間、パーマー半島、南極半島と書いてございますけれども、この間しかないわけです。世界じゅうの、軍事基地を含めて、学術的なものに資する基地というのは、この南極半島と書いたパーマー半島に集中して、そして情報を共有しようとしている。
唯一、一番リスクが低くて、なおかつ通れるところが、このアルゼンチンとの間、パーマー半島、南極半島と書いてございますけれども、この間しかないわけです。世界じゅうの、軍事基地を含めて、学術的なものに資する基地というのは、この南極半島と書いたパーマー半島に集中して、そして情報を共有しようとしている。
まず、南極半島周辺に十一カ国十七基地があります。そして、これらの国、十一カ国を含め我が国も南極条約という条約に入っており、この条約については、特に、軍事基地や拠点の建設の禁止ということがうたわれております。この目的からしますと、今御指摘のような内容について表立ってするということは基本的にはできないのではないかと思っております。
ただいま文部省からも御答弁がございましたが、南極半島部の気温上昇は見られておりますけれども、その他の昭和基地などでの観測ではこのような気温の上昇傾向は見られないということでございまして、こうした南極地域の状況と地球温暖化との関係を科学的に判断をするにはさらなる知見の集積が必要であるというふうに考えております。
二種の種子植物につきましてはいずれも緯度の低い南極半島周辺のみに生息しておりますが、地衣類では南緯八十六度の高緯度まで分布が確認されている、そのような状況になっております。
なお、この調査は、特に観光利用が集中的に行われている南極半島地域を訪問する日本からの観光ツアーに同行する形で実施をいたしました。
近年の気温上昇により、南極半島の海に張り出した氷の大崩壊が続いており、研究者はこうした現象を、南極大陸上の氷が解けはしないか、海面上昇へとつながる兆候が出始めているのではないかと心配しております。また、南極上空のオゾンホールは、昨年、最大規模を記録し、しかも毎年記録更新中であります。より一層実効性のあるオゾン層保護対策が急務になっております。
○遠藤説明員 まず、船につきましては、先ほど申し上げましたようにアメリカの会社が二隻就航しているのでございますが、それはアメリカを出まして南極半島の一部分に着きまして、それでもって二カ所くらい寄りまして、行きましても実は何もないところでございますから、主として観測基地のあるところを一、二カ所寄って帰ってくる、こういうふうにいま就航しているようでございます。
それに引きかえまして、左側になりますが、西側の大陸は、パーマ半島、南極半島と書いてありますが、こういうような形が、一ぺん氷を取ってしまうと、むしろ島になってしまう。南極点を中にして右のほうは大きな大陸、左のほうは小さな島が寄り集まった多島海、そういったようなかっこうを推定されております。