1970-05-09 第63回国会 参議院 外務委員会 第11号
このような背景のもとに、国際連合食糧農業機関、すなわちFAOが中心となりまして、いままでの同種の条約をモデルといたしまして、南東大西洋水域のすべての生物資源について、その保存を目的としてこの条約は昨年十月に作成されたものでありまして、きわめて新しい条約でございます。
このような背景のもとに、国際連合食糧農業機関、すなわちFAOが中心となりまして、いままでの同種の条約をモデルといたしまして、南東大西洋水域のすべての生物資源について、その保存を目的としてこの条約は昨年十月に作成されたものでありまして、きわめて新しい条約でございます。
近年南東大西洋水域におきましては、トロール漁業の急速な発展によりまして同漁業の生物資源に及ぼす影響が懸念されており、その保存措置の必要性が関係国によって叫ばれてまいりました。
北西大西洋の漁業に関する国際条約及び関係諸議定書、全米熱帯まぐろ類委員会の設置に関するアメリカ合衆国とコスタ・リカ共和国との間の条約、及び南東大西洋の生物資源の保存に関する条約の三条約は、いずれも条約区域である北西大西洋水域、東太平洋水域及び南東大西洋水域における漁業資源をそれぞれ持続して、最大限の漁獲が維持できるよう、資源の調査、情報の収集、保護、保存及び合理的な利用について、締約国が相互に協力することを
近年南東大西洋水域におきましては、トロール漁業の急速な発展によりまして同漁業の生物資源に及ぼす影響が懸念されており、その保存措置の必要性が関係国によって叫ばれてまいりました。